板垣瑞生「奇跡的な経験をした14歳の出演作と、観るたびに発見のある青春映画」

文 / 山里夏生

板垣瑞生の“私の1本”

「ソロモンの偽証 前篇・事件 / 後篇・裁判」

宮部みゆきのミステリー巨編を「八日目の蝉」の成島出が映画化。とある中学校で起きた生徒転落死事件の真相を巡り、生徒たちが“校内裁判”を開廷し隠された真実をあぶり出していくさまを描く。板垣がキーマンとなる中学生・神原和彦を演じたほか、藤野涼子、清水尋也、石井杏奈らがキャストに名を連ねた。

※「八日目の蝉」の蝉は旧字体が正式表記

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発売・販売元：松竹

板垣瑞生の“私を作った1本”

「GO」

金城一紀の同名小説を監督・行定勲、脚本・宮藤官九郎で映画化した青春ドラマ。窪塚洋介が快活に生きる在日韓国人の高校生・杉原を演じ、第25回日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を獲得した。柴咲コウがヒロインの桜井に扮している。

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発売元：東映ビデオ
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板垣瑞生

2000年10月25日生まれ、東京都出身。2014年に「闇金ウシジマくん Part2」で映画デビューを果たす。2015年には「ソロモンの偽証 前篇・事件 / 後篇・裁判」で第25回日本映画批評家大賞・新人男優賞」を受賞。近年は「ホットギミック ガールミーツボーイ」「初恋ロスタイム」「ゴーストマスター」などの映画や、「精霊の守り人」「1ページの恋」「貴族誕生 -PRINCE OF LEGEND-」などのドラマに出演した。2020年にはドラマ「FAKE MOTION -卓球の王将-」「シックスティーン症候群」「love distance」に参加。9月25日に映画「映像研には手を出すな！」が公開された。10月16日に「鬼ガール！！」が封切られるほか、放送中の連続テレビ小説「エール」にも出演が決定している。