深川麻衣「夢が叶った映画デビュー作と、初心に帰らせてくれる1本」

文 / 平野彰

深川麻衣の“私の1本”

「パンとバスと2度目のハツコイ」

深川にとって映画初出演作にして初主演作でもある、2018年公開のラブストーリー。独特な恋愛観を持つ主人公・市井ふみを深川が演じ、相手役を三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの山下健二郎が務めた。メガホンを取ったのは、同じく深川が出演した「愛がなんだ」の監督でもある今泉力哉。なお深川は本作での演技により、第10回TAMA映画賞の最優秀新進女優賞を受賞した。

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深川麻衣の“私を作った1本”

「リトル・ダンサー」

2001年に日本公開されたイギリス映画。1980年代、ストライキに揺れるイギリスの炭鉱町を舞台に、ひょんなことからバレエに魅せられるようになった11歳の少年ビリー・エリオットの成長を描く。ビリーを演じたのは、これが映画デビュー作であり、「ロケットマン」「SKIN／スキン」など近年の活躍も目覚ましいジェイミー・ベル。「愛を読むひと」やドラマ「ザ・クラウン」で知られるスティーヴン・ダルドリーが監督を務めた。

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深川麻衣

1991年3月29日生まれ、静岡県出身。2011年から2016年に乃木坂46のメンバーとして活動。2018年に初主演映画「パンとバスと2度目のハツコイ」で第10回TAMA映画賞最優秀新進女優賞を受賞。2019年には映画「愛がなんだ」「空母いぶき」が公開、同年放送の連続テレビ小説「まんぷく」、ドラマ「日本ボロ宿紀行」「まだ結婚できない男」にも出演した。現在、映画「水曜日が消えた」が全国で公開中。