藤田貴大
フジタタカヒロ
マームとジプシー主宰、演劇作家。1985年北海道伊達市生まれ。桜美林大学にて演劇を専攻し、2007年にマームとジプシーを旗揚げ。以降、全作品の作・演出を担当。11年6月から8月にかけて上演された3連作「かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと、しおふる世界。」で第56回岸田國士戯曲賞を26歳で受賞。13年に今日マチ子原作の「cocoon」を舞台化、16年に第23回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞する。オリジナル戯曲のほかに、14年には野田秀樹の「小指の思い出」、15年には寺山修司作「書を捨てよ町へ出よう」、16年には「ロミオとジュリエット」の演出を担当。さらに16年より音楽家・大友良英と福島の中高生と共にミュージカル「タイムライン」を発表しているほか、詩集やエッセイ集なども手がける。18年10月には「書を捨てよ町へ出よう」の再演が控える。