火野正平
ヒノショウヘイ
1949年5月30日生まれ、東京都出身。12歳の頃から劇団「こまどり」に所属し、1962年にドラマ「少年探偵団」に出演した。当時の若手俳優を積極的に起用した1973年の大河ドラマ「国盗り物語」で、木下藤吉郎(豊臣秀吉)を演じて注目を集める。翌年には筒井康隆原作の「俺の血は他人の血」で映画初主演を飾った。以降も数々の映画やドラマに出演し、中でも「新・必殺仕置人」「服部半蔵 影の軍団」「鬼平犯科帳」など多くの時代劇で活躍。2023年には宮﨑駿の「君たちはどう生きるか」に重要キャラクターの大伯父役で参加し、翌年の「ラストマイル」には物流の“ラストマイル”を担う配達ドライバー役で出演した。そのほかの主な出演作に「Fukushima 50(フクシマフィフティ)」「罪の声」「土を喰らう十二ヵ月」「わたしの幸せな結婚」「劇場版 鬼平犯科帳 血闘」などがある。