渡哲也

渡哲也

ワタリテツヤ

1941年12月28日生まれ、兵庫・淡路島出身。弟には2017年3月14日に永眠した渡瀬恒彦がいる。1964年に日活に入社し、翌年に「あばれ騎士道」でデビュー。その後「東京流れ者」や「無頼」シリーズで一躍日活のスターとなる。1971年、石原裕次郎が設立した石原プロモーションに入社。同社の副社長も務め、石原が死去したあとは2代目社長に就任した。1976年の東映映画「やくざの墓場 くちなしの花」では、ブルーリボン主演男優賞や毎日映画コンクール男優演技賞を受賞。同作では、渡が1973年にリリースした「くちなしの花」が使用された。1970年代後半には、石原プロ製作のドラマ「大都会」「西部警察」シリーズで主演。同シリーズは渡の代表作となった。2005年には紫綬褒章、13年には旭日小綬章を受章。スペシャルドラマ「帰郷」や「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ」で、渡瀬と兄弟で共演した。