ヨン・サンホ
Sang-ho Yeon
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1978年、韓国ソウル生まれ。祥明大学西洋学科を卒業。短編アニメからキャリアをスタートさせ、1997年に「Megalomania of D」を初監督する。その後も「地獄 二つの生」「愛はタンパク質」といった作品を発表した。2011年に「豚の王」で長編アニメを初監督。同作は、カンヌ国際映画祭の監督週間部門に出品され、ヨン・サンホの名声を一躍高めた。2013年にはエセ宗教を題材に長編第2作「我は神なり」を発表。長編第3作「ソウル・ステーション/パンデミック」ではソウル駅周辺で発生したパンデミックの恐怖を描いた。同作の後日譚となる「新感染 ファイナル・エクスプレス」で2016年に実写でも長編を初監督。以降、実写の領域で多数の映画やドラマを手がけており、続編の「新感染半島 ファイナル・ステージ」はカンヌ国際映画祭「Official Selection 2020」に選出された。Netflixでは映画「サイコキネシス -念力-」「JUNG_E/ジョンイ」、ドラマシリーズ「地獄が呼んでいる」を発表。2024年には岩明均のマンガ「寄生獣」をベースに、舞台を韓国に置き換えたNetflixシリーズ「寄生獣 -ザ・グレイ-」を監督した。