声優の2人はテンションの高低がまさに成海と宏嵩（ふじた）

──（和気あいあいとした写真撮影を終えて）すごい、伊東さんと伊達さんのやりとりが、宏嵩と成海そのまんまですね！

ふじた　そうなんですよ！ ノリというか、テンションの高低がまさにそっくりで！ アフレコで初めてお会いしたとき、「ああ、うちの子（成海と宏嵩）この2人だわ！」って確信しました。

伊東　よかったー。テンションの低さなら負けないですから。

伊達　じゃあテンションの高さなら負けない！（笑）

伊東　俺だって高いときは高いぜ。

──2人とも演じるキャラクターとの共通点がいろいろとありそうです。宏嵩はゲームオタクですが、伊東さんもゲームはお好きですか？

伊東　はい！「モンスターハンター」も、もちろんやってましたし。

──作中でも宏嵩と成海が「モンスターハンター」で遊んでいるシーンが出てきますね。

ふじた　「モンハン」は私も友達とやっていまして。宏嵩と成海は「モンハン」をPSPでプレイしているんですが、今の「モンハン」の主流なハードは3DSなんですよね。ただ、私が個人的にPSPの形とか裏から見た円とかのディテールが好きなので、今も持たせています。

伊東　そういう理由もあるんですね。ゲームは好きなので、作中に出てくるゲームネタには大体ついていけてるかなって思います。「とんへー♪」はわからなかったので調べましたけど（笑）。

伊達　ゲームだけじゃない、オタクネタ満載ですよね。

ふじた　1巻のあとがきにも書いたんですけど、専門学校の女友達がコアなオタクばかりだったんですよ。乙女ゲーや少女マンガが好きだったり、いわゆる腐女子だったり、いろんなジャンルのオタクが集まっていて。これ、男女間の恋愛を絡めつつ、ギャグ要素強めのマンガにしたら面白いんじゃないかというのが「ヲタクに恋は難しい」の着想のきっかけですね。