仕事を終えると、うまい酒とうまい肴を求めて、酒場をさすらうワカコ。ドラマ第1回には、原作マンガの第1話も飾った「鮭の塩焼き」が登場。パリパリと香ばしく焼け、脂の乗った鮭の皮をツマミに1杯ひっかける。

月曜日から金曜日まで働き、待ちに待った週末にワカコが選んだツマミは「焼き餃子」。今日も明日も誰にも会わないと決心したワカコは、臭いを気にせずニンニクとビールのゴールデンタッグを心ゆくまで堪能する。

職場で嫌なことがあった夜「あん肝ポン酢」と熱燗の組み合わせで、まったりした心の休養を取るワカコ。食材が持つ独特の臭みが、日本酒の香りに包み込まれることでうまみへと変化する様を楽しむ。

ふとしたことから迷子になってしまったワカコが、助けを求めるように偶然入った店で注文したのは「ざる豆腐」。塩のみで食べれば大豆そのものの味、薬味を変えればまた違った味わいが顔を覗かせる、シンプルながらも奥深い食材の魅力が描き出される。

まったりと居酒屋で1人飲みをを楽しんでいるワカコがチョイスしたのは「エイヒレ」。炙りたてのこうばしい香りを楽しみながら、一口ごとに味わいが増す干物の魅力を噛みしめる。

友達の家に気の合う仲間と集合して「たこ焼き」パーティーを楽しむワカコ。熱々をハフハフと頬張り、定番を堪能してからはひと工夫を加えた変わり種にもチャレンジ。ワイワイと新発想のたこ焼きで盛り上がる。

多彩なメニューが揃う居酒屋の中で、あえて「だし巻きたまご」をチョイスするワカコ。熱々の断面からジュワっと出汁のうまみが溢れ出す、玉子焼きの奥深さに身を委ねる。

仕事終わりにしばしば酒場へと繰り出すワカコだが、この日は節約と節制を兼ねて自宅酒。白ワインのツマミとして、薄切りリンゴとブリーチーズをクラッカーにのせメープルシロップをかけた「ぶりんご」を作る。勢いづいたワカコは、ウイスキーや発泡酒にも手を伸ばしはじめ……。

上司に太ったと言われてしまったワカコ。ダイエットを考えるも運動のあとに飲む1杯の魅力には抗えず、生ビールと「焼き鳥」を思う存分楽しんでしまう。じっくりと炭火で焼かれ、ジューシーな鶏肉の様々な部位を噛みしめる。

故郷へと帰省したワカコは、友人と一緒に広島グルメ三昧。香ばしく焼けたパリパリのソバ生地に、背脂ミンチのうまみが行き渡る地元料理「府中焼き」を食べる。卵と炙りネギの香りにやられ、ビールのサイズもついつい大ジョッキに。

友人の結婚式に出席したワカコが「婚礼料理フルコース」に合うお酒をシミュレーション。前菜にはシャンパン、美しい盛り付けの「スズキのポワレ」には白ワイン、ジューシーな「イベリコ豚のグリル」には赤ワインとこだわりを見せていく。

はしご酒をすると決めたワカコは、韓国料理の「チヂミ」を食べたことを皮切りにかつて飲み歩いた店を再訪。ビール、日本酒、焼酎とアルコールを立て続けに摂取し、飲兵衛女子の本領を発揮していく。