秋田禎信のライトノベル「魔術士オーフェン」シリーズを原作としたTVアニメが、2020年1月7日に放送開始する。1998年に一度TVアニメ化を果たしている本作だが、原作小説25周年という節目に発表された今回のTVアニメでは、オーフェンの過去を描く「プレ編」を交えた、原作準拠のストーリーが展開される。
ナタリーでは、コミック・音楽の2ジャンルをまたいだ連載特集を実施。1998年放送のアニメから主人公・オーフェン役を務め、20年という歳月を「オーフェン」とともに歩んだ森久保祥太郎と、今作から作品に参加する大久保瑠美、小林裕介の座談会を皮切りに、「オーフェン」に影響を受けてきた著名人による応援コメント、本作の主題歌を担当するbuzz★Vibesのインタビューを掲載していく。
大陸最高峰の魔術士養成機関・牙の塔で暮らしていたキリランシェロは、大陸最強の魔術士・チャイルドマンの下で、彼の持つ戦闘技術と暗殺術のすべてを受け継いだ「サクセサー・オブ・レザー・エッジ《鋼の後継》」と称されるエリート魔術士だった。しかし、ある実験の失敗により異形の姿となって失踪した義姉・アザリーを探すため、キリランシェロは過去を捨て牙の塔を出奔する。
オーフェンと名乗り、モグリの金貸業に身をやつしていたキリランシェロだったが、そこで出会ったおしかけお嬢様クリーオウ、弟子の少年マジクという新たな仲間とともにアザリーを救う旅に出ることに。一方、アザリー討伐に向かうかつての師チャイルドマンやハーティア、コミクロンら学友たちと運命的な再会を果たすも、思いは交錯し、彼らと再び袂を分かつことになる。
旅はフェンリルの森を抜け、かつてオーフェンが修行を積んだ牙の塔が存在する街へとたどり着く。そこでオーフェンたちを待ち受けていたのは、想像を絶する巨大な敵だった……。
2020年1月28日更新