PlayStation®5×小野賢章・山下大輝|仲良し声優コンビがゲーム実況に挑戦!「フォートナイト」でビクロイを目指す

「フォートナイト」はポップな世界観と求められるプレイスキルが絶妙

──続いて本日プレイしていただいた「フォートナイト」についてお伺いします。小野さんは今回が初プレイということでしたが、遊んでみていかがでしたか?

小野賢章

小野 僕はバトロワ系のゲームだとスマートフォンで「PUBG MOBILE」、PCで「エーペックスレジェンズ」をやっているんですけど、「フォートナイト」はそういうバトロワ系のゲームの中でも世界観が柔らかいというか、ポップな感じでしたね。

山下 ライトな感じではあるよね。僕も「フォートナイト」にハマったきっかけが、世界観が殺伐としていないからなので。ゴリゴリと殺伐とした世界観のゲームを長く続けていると、メンタルにくるというか。

小野 「Dead by Daylight」にハマってるのに?

山下 「デドバ」はなんか違うんだよ! あれは肌にすごく合ったんだよね(笑)。「フォートナイト」に話を戻すと、そういうポップさのおかげで、ほかのバトロワ系よりもとっつきやすいんじゃないかなと思っています。

山下大輝

小野 一方でほかのバトロワ系にはない、建築をして移動したり身を守ったりするっていう要素があるじゃない。ポップに見えつつも、求められるプレイスキルはちょっと高いっていう絶妙なゲームバランスはいいよね。

──山下さんは始まる前に「一応経験者ですけど、離れていた期間が長いので初心者だと思ってください」とおっしゃっていましたけど、特に操作方法を再確認するでもなく小野さんにいろいろと教えていましたよね。

山下 意外と体というか、指が覚えていましたね。僕がPS4®でやっていたときは、コントローラーの反応とか感度を自分で調節していたので、そのあたりをうまくチューニングできたらもうちょっとうまいプレイができるんじゃないかと思います(笑)。でも賢章くんも初めてとは思えないくらいすぐ馴染んでいたよね。

小野 建築っていう要素はありつつも、基本の立ち回りはほかのバトロワ系と共通する部分があるからね。でも僕が普段こういうゲームをプレイするときってスマホかキーボードで、コントローラーでプレイするのは初めてだったから新鮮だった。

山下 そっか。じゃあエイム(敵に武器の照準を合わせること)とか難しかったんじゃない?

左から小野賢章、山下大輝。

小野 慣れないと難しかった。でもさっき言ったみたいに、コントローラーを通していろんな感覚が伝わってくるのは、PS5™ならではの部分だから面白かったな。

──ちなみにおふたりが考える、バトロワ系ゲームの魅力はどういった部分でしょう?

山下 1試合がサクッと終わるのがいいですよね。仕事があったりすると何時間もプレイし続けるっていうのはなかなか難しいので、仕事に行く前にちょっとだけとか、寝る前に数試合だけみたいなことができちゃうので。

小野 まあ負けたら悔しくて続けたくなるし、勝ったら気持ちよくて「もう1試合!」ってなっちゃうんだけどね(笑)。

──まさに今日の収録も「あと1回だけ!」と、予定していた3試合より多くプレイしましたし。

左から小野賢章、山下大輝。

小野 そうですね(笑)。あとボイスチャットをつなげて、連携しながらやるっていうのが僕は面白いなと思っていて。一昔前だったら誰かの家に集まってやっていたものを、移動せずとも会話をしながら一緒にゲームを共有できるっていうのは魅力的ですね。

山下 プレイ中とかもゲームと全然関係のない世間話とかしちゃうよね。僕も「Dead by Daylight」をやっているときに、一緒にやっている人の悩みを聞いたりしているから。殺人鬼から逃げながら相談を受けるって、冷静に考えるとどういうシチュエーションなんだって感じだけど(笑)。

小野 あと、これはバトロワ系に限らずオンライン対戦のものはすべてそうですけど、うまくなるのに終わりがないんですよね。RPGだったらクリアしたら「これで完結」ってなるけど、オンライン系のゲームはどれだけ自分がうまくなっても上には上がいるので、そこを目指してやり続けちゃいます。

2人でゲーム実況をするなら……

──本日撮影したプレイの様子はゲーム実況動画として公開されます。小野さんは花江夏樹さんたちと一緒によく実況動画を撮影されていますが、山下さんはゲーム実況の経験はあるんでしょうか?

山下 ないんですよね。今日も実況するという気持ちよりは、シンプルに楽しんでしまいました(笑)。ただ、ゲームって僕の中では楽しむためにあるものなので、楽しんでいるのを観ていただいて、視聴している方にも楽しいと思ってもらえるのが一番なんじゃないかと考えていて。なので今日はゲームが好きっていう気持ちを、普段よりちょっとだけ表に出す感じでプレイしていました。賢章くんは普段どんな感じでやってるの?

小野賢章

小野 まあ正直僕はそんなにゲームがうまくないので(笑)、何人かでゲーム実況をやるときの立ち位置としては初心者目線で「こういう感じで楽しめますよ」っていうのを伝えられたらいいなと思ってやっているかな。今日の「フォートナイト」もそうだけど、余裕がなくなってくると全然しゃべれなくなっちゃうからそのあたりは難しいよね。

山下 今日も終盤、画面にめっちゃかじりついていたもんね(笑)。

小野 僕らがやっている実況って、ゲームがうまい人が本気でやりますっていうよりも、ワチャワチャ楽しむっていうスタンスに近いんで、常にボケとかツッコめるところとかを探しながらやっている部分はあって。だから余裕がなかったり、疲れていたりすると本当に言葉が何も出てこなくて、終わったあとに「今日全然面白くなかったな」って落ち込むこともある(笑)。大輝はそういう難しさあった?

山下 いや今日は本当に楽しませてもらいに来ましたみたいな感じだから、あんまり考えてなかったかも。自分の中の主観的な「面白い!」「楽しい!」っていう気持ちを出しただけだから、今回それを観た人がどう思うのかっていうのは、すごく楽しみだね。

──おふたりはゲーム実況動画は視聴したりするんでしょうか。

小野山下 します!

──どんなジャンルのものを観るんでしょう。

山下大輝

山下 僕はやっぱり「デドバ」が多いですね。キラーのプレイが苦手なのでよく勉強しているんですけど、観ていると「あれ、これできるんじゃないか?」ってなるんですよ。ただ実際に自分でやってみると全然できないっていう(笑)。

小野 わかるわかる。僕はゲーム実況というわけではないですけど、「PUBG MOBILE」のプロリーグが最近始まったので、その試合を毎週楽しみに観ていますね。あとは「エーペックス」も始めたので、Rasさんっていう韓国のプロゲーマーの方の動画を観て勉強しています。あとは普段一緒に実況をしている仲間の動画を観たりですね。

──ちなみにおふたりでゲーム実況をするとしたら、どんなゲームをやってみたいですか?

山下 おー、なにやる?

小野 俺はもうバトロワ系一択だと思うよ! 花江くんともバトロワ系をやるにはやるんだけど、そんなにたくさんやるわけではないし。

左から小野賢章、山下大輝。

山下 いいね! じゃあバトルロイヤルゲーム発掘隊とかやりたいね。僕たち2人が出演しているバトロワ系のゲームだと「ジョジョの奇妙な冒険 ラストサバイバー」っていうのがあるけど、あれもやりたいね。今はアーケードだけだけと、PS5™でできるようにならないかな(笑)。

──ちなみに今後PS5™で遊んでみたいソフトを挙げるとしたらどれになりますか?

山下 僕は「ハリー・ポッター」を題材にした「Hogwarts Legacy」ですね。早くホグワーツの一員になりたいです(笑)。

──「ハリー・ポッター」といえばまさに小野さんがハリー・ポッターの声を担当されていますし。

小野 そうですね。「Hogwarts Legacy」も楽しみですけど、僕は……直近だと「バイオハザード ヴィレッジ」はやりたいなって思ってます。あと「FINAL FANTASY VII REMAKE」のPS5™版も出るんですよね。「REMAKE」は全部のエピソードが出たらやろうと思って取っておいてあるので、それも楽しみにしてます。

──今後おふたりのゲーム実況が観られる日が来るのも楽しみにしています。本日はありがとうございました!

左から小野賢章、山下大輝。