高森朝雄(梶原一騎)原作、ちばてつや「あしたのジョー」を原案としたオリジナルアニメ「メガロボクス」が、いよいよ4月5日深夜よりTBSほかにてオンエアされる。1968年から1973年まで、週刊少年マガジン(講談社)にて連載された「あしたのジョー」は、ボクシングにすべてを賭ける主人公・矢吹丈の生き様を描いた作品。同作の連載開始から50周年を記念して制作される「メガロボクス」では近未来を舞台に、肉体とギア・テクノロジーを融合させた究極の格闘技“メガロボクス”に挑む男たちの姿が描かれる。
本作は「進撃の巨人」のビジュアルコンセプト、「甲鉄城のカバネリ」のコンセプトアートを手がけた森山洋の初監督作品。八百長試合で稼ぐしか生きる術のない主人公・ジャンクドッグは細谷佳正、ジャンクドッグが運命的に出会うメガロボクスの絶対王者・勇利は安元洋貴が演じる。
ナタリーではアニメの放送開始を記念し、ジャンルを横断して特集を展開。「あしたのジョー」を原案に、近未来、ヒップホップの要素を取り入れた「メガロボクス」の魅力をさまざまな角度から紐解いていく。
今日も未認可地区の賭け試合のリングに立つメガロボクサー“ジャンクドッグ”。実力はありながらも八百長試合で稼ぐしか生きる術のない自分の“現在(いま)”に苛立っていた。
だが、孤高のチャンピオン・勇利と出会い、メガロボクサーとして、男として、自分の“現在”に挑んでいく──。
- ジャンクドッグ(CV:細谷佳正)
- “ジャンクドッグ”というリングネームしか持たない、未認可地区の地下メガロボクサー。セコンドの南部贋作と手を組むが、日々繰り返される勝つことが許されない八百長試合にやり場のない苛立ちを抱えている。
- 南部贋作(CV:斎藤志郎)
- 多額の借金を背負っているが、ジャンクドッグを使った八百長試合で日銭を稼いでいる。突出したボクシングトレーナーとしての腕を持っており、さまざまなテクニックをジャンクドッグに教えこむ。
- 勇利(CV:安元洋貴)
- メガロボクスの絶対王者であり、ジャンクドッグと運命的な出会いを果たす。体には白都コンツェルンが開発した身体一体型の最新型ギアを装着。オーナーである白都ゆき子の信頼に応えるべく、己のすべてをメガロボクスに捧げている。
- 白都ゆき子(CV:森なな子)
- 白都コンツェルンの後継者であり、類まれな美貌と壮大な野心をあわせ持った女性。メガロボクスのトーナメント・メガロニアの仕掛け人であり、最高責任者。
- サチオ(CV:村瀬迪与)
- 未認可地区で仲間の少年たちと暮らすストリートチルドレン。メカやコンピューターに精通している。
- 藤巻(CV:木下浩之)
- 地下で行われている賭けメガロボクスを取り仕切る男。借金を返せない者に対して非道なやり方で落とし前をつける。南部も藤巻から多額の借金をしている1人。ある一件で失敗した南部に対して片をつけようと迫る。
アニメ「メガロボクス」作品情報
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放送情報
- TBS:2018年4月5日(木)より毎週木曜25:28~
- BS-TBS:2018年4月14日(土)より毎週土曜25:00~
- ※BS-TBSの初回放送のみ第1話23:00~、第2話25:00~
- ※放送日時は予告なく変更になる場合あり。
ストーリー
今日も未認可地区の賭け試合のリングに立つメガロボクサー“ジャンクドッグ”。実力はありながらも八百長試合で稼ぐしか生きる術のない自分の“現在(いま)”に苛立っていた。
だが、孤高のチャンピオン・勇利と出会い、メガロボクサーとして、男として、自分の“現在”に挑んでいく──。
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スタッフ
- 原案:「あしたのジョー」(原作:高森朝雄、ちばてつや / 講談社刊)
- 監督・コンセプトデザイン:森山洋
- シリーズ構成・脚本:真辺克彦、小嶋健作
- 音楽:mabanua
- キャラクターデザイン:清水洋
- アニメーション制作:トムス・エンタテインメント
- 製作:メガロボクスプロジェクト
キャスト
- ジャンクドッグ:細谷佳正
- 南部贋作:斎藤志郎
- 勇利:安元洋貴
- 白都ゆき子:森なな子
- サチオ:村瀬迪与
- 藤巻:木下浩之
©高森朝雄・ちばてつや/講談社/メガロボクスプロジェクト
2018年7月13日更新