ここでは「マテリアル・パズル」で描かれてきた、ティトォたちのこれまでの冒険をおさらい。バトルの勝敗など、重要なネタバレを含むので未読の人は気を付けてほしい。もっと詳しく知りたくなったら、電書完全版全22巻を手に取ろう。
序章「大地の片隅の3つのかけら」 1巻
ミカゼ、アクアたちと出会う
辺境の村に住む少年・ミカゼは、未曾有の危機にさらされた村を救うための知恵を授けてもらおうと、100年以上生きているという噂の魔法使いのもとを訪ねる。だがミカゼの前に姿を現したのは、アメ玉が好きな少女だった。
第1章「大陸の魔法使い達」 2~8巻
ティトォ、旅立つ
来るべき女神との決戦に備え、ティトォは親友・バレットが治める“魔法王国”メモリアを目指して旅に出る。ミカゼとは一時、別行動に。
クライム登場
女神の三十指・クライムと出会う。彼はリュシカ同様、女神の目的を知らされておらず、正義の盗賊団として活動していた。
VSコクマ、ドルチル
アダラパタが次なる刺客を送り込んできた。コクマは“霊磁砲”でアクアを追い詰めるが、ジール・ボーイの登場で勝負はお預けに。コクマたちはさらなる追撃のため、精霊使い・サンに協力を仰ぐが、彼はアクアたちと旧知の間柄だった。
VSジール・ボーイ
メモリア大陸に渡るため、立ちはだかるジール・ボーイと激突。彼は女神の三十指の中でもエリートとされる“五本の指”の1人で、アクアが全力で放った攻撃も腕1本で跳ね返してしまう。アクアはプリセラに存在変換し、拳と拳のぶつかり合いを制した。
グリ・ムリ・ア、三大神器登場
大陸を渡る直前、女神グリ・ムリ・アと三大神器がティトォたちの前に姿を現す。ティトォ、決戦への決意を新たに。
第2章「眠れる城の王子様」 9~20巻
グリン登場
時の魔法“ゴッドマシン”を使った影響で、長年眠りについていた王子・グリンが目覚める。メモリアに到着したティトォは、グリンと邂逅。一方、そのグリンの父でもあるバレットは、ボケかけの老人になってしまっていた。
VSメイプルソン
グリンとの再会に湧くティトォたちを、三十指・メイプルソンが襲う。彼の使う手品のような魔法に惑わされながらも、ティトォは1人でメイプルソンを凌駕。勝負はグリンが、ハンマー型の魔法アイテム“穿印”で決めた。
メモリア王国魔法大会
“魔法という名の一芸”を競い合う平和な大会。優勝は三十指のダークアイ・Qが飾った。
メモリア魔法陣の開催が決定
禁断魔法“命七乱月”の継承者を決めるトーナメント大会の開催が決定。それぞれが修行を重ねる。
メモリア魔法陣、発動
世界各国から18名の強者が集い、3人1組で熱い勝負を繰り広げるこの大会。アクア、ミカゼ、グリンたちはもちろん、ヨマら女神の三十指からも多くの魔法使いが参加を決めた。禁断魔法を巡る戦いの火蓋が切って落とされる。
明かされる110年前の出来事
メモリア魔法陣の戦いを終えたティトォの元に、ダークアイ・Qが参上。彼に脅される形で、ティトォが100年前にドーマローラで起きた出来事を語る。“大魔王”とされるデュデュマが本来は“大地の防衛本能”であること、グリ・ムリ・アの目的が“星の存在変換”であることなどが次々と明らかに。
メモリア魔法陣、決着
決勝の対戦カードはミカゼVS女神の三十指・チョー。ミカゼは自身のおめんに取り憑いた獣の霊・シシメと、二人三脚で敵に立ち向かい、激戦の末に勝利を掴み取った。ミカゼはそのまま禁断魔法の継承儀式へ。
コルクマリー現る
メモリア魔法陣決着の裏で、街を騒がせていた切り裂き魔・コルクマリーがついに姿を現す。身分を偽りメモリア城内に侵入していた彼は、魔法使用を封じる結界発動機を壊し、城に保管されていた“五大石”を奪って去る。
VSヨマ
禁断魔法を逃したアダラパタは、メモリア王国を消し去ろうとヨマをけしかける。覚醒したヨマは、以前よりもさらに強敵に。ティトォは3つの魂を融合させる技“マジック・パイル”を使い、これに肉薄。仲間と力を合わせ、勝利を手にする。戦いの中で“ゴッドマシン”を使ったグリンは、再び眠りについてしまう。
女神から決戦状が届く
ティトォのもとに、女神から「パキ島で待つ」という決戦状が届く。ティトォたちはメモリアに別れを告げ、最終決戦へ。
第3章「煌めきの少年」 21~22巻
パキ島の戦い
パキ島上陸早々、舞響大天の力でパーティが分断。ティトォはプリセラに存在変換させられ、ブライクブロイドと激突する。やがてグリ・ムリ・アの元にたどり着いた一行は、三大神器・クゥと相対。クゥはティトォたちから星のたまごを取り出し、接触を図るが、突如現れたコルクマリーの刃がグリ・ムリ・アを捉える。動揺したクゥは力を暴走させて……。