陽介のお母さんは、やっぱり陽介のお母さん(優輝)
──5月には1stライブ「WHO WE ARE !」が観客を入れての開催が中止となり、急遽無観客での配信ライブとして行われました。学芸大青春の裏側を描くバクステアプリにもありましたけど、この準備期間にもひと騒動あったとか。
陽介 昔からなんですけど、俺っていつも大事なことの前にトラブルが起きちゃうんです。今回は、配信ライブの直前にかなりの高熱が出ちゃって。
将綺 このご時世だし、あのときは「もう終わった!」って思ったわ。
優輝 陽介が新型コロナウイルスに感染してたら、一緒に住んでる俺らもかかってる可能性が大きいわけだしね。
陽介 病院に行って違う病気って分かったけど、もしうつしちゃうと怖いからメンバーには部屋に入ってこないでって言ってたんだよね。なのに優輝は全然気にせず「陽介、おかゆ作ってきたよー!」みたいな。もう、入らないでって言ってんのに!
優輝 だって、部屋にこもりっきりだと何も食べられないからね。
将綺 しかも陽介の性格だったら、この配信ライブの開催が危ういっていう状況を絶対気にしてるだろうから。
陽介 みんなフォローしてくれてるなって伝わってきて、うれしかった。
将綺 で、どんな病気だったんだっけ?
優輝 大人の人はなかなかかからない、子供がなりやすい病気……。
将綺 言われてみれば、お子様ではある。
陽介 でもあのときはほんと焦ったんだからね!? お母さんに「どうしよう! 俺のせいでヤバいかも!」って電話したもん。
優輝 陽介のお母さんもさ、陽介のお母さんなだけあって一緒になってテンパってたから、横で見てて俺、電話代わろうかなと思った(笑)。
将綺 テンパり合戦だったな(笑)。
──そんな騒動を経て、配信ライブはいかがでしたか?
勇仁 めちゃくちゃ楽しかったよね。
優輝 俺たち、ダンス&ボーカルのパフォーマンスでいろんな人を楽しませたくて練習してきたじゃんか。だから、本当に俺たちがやりたいのはこれだなって改めて実感できたライブだったよね。
将綺 初めて自分たちのパフォーマンスをしっかり見せられる機会だったから、それだけでうれしかった。ライブが終わった後、ファンの皆さんの反応を見たら「ああ、いい時間だったんだな」ってわかって感慨深いものがあったな。
陽介 世の中がこういう状況だけどさ、自分たちが少しでもみんなを力づけられたって思うと幸せだよね。でも、やっぱちょっと悔しかった!
優輝 うん、その気持ちはもちろんある。配信ライブは楽しかったけど、生で早くパフォーマンスしたいなって気持ちが高まった。まだリアルタイムでお客さんから反応をもらうのは味わってないから、11月のリベンジライブ「WHO WE ARE ! Return!!」がほんと待ち遠しいね。
蓮 来年はライブをいっぱいして、ファンの皆さんと会う機会をもっと増やしたい。
将綺 早く会いたい!!
武器を磨いて最強のグループに(勇仁)
──学芸大青春は2年目、どのようにパワーアップしていきたいと考えていますか?
勇仁 5人それぞれによさがあると思うので、自分の武器をもっと磨いていったら、グループとして集まったときにより強くなれるんじゃないかな。
優輝 わ、同じこと言おうとしてた。この5人のよさを1年かけて掴めてきた気がするんだけど、そこからもう一歩先に進むには1人ひとりのスキルと個性が尖っていけばいいんじゃないかって思う。歌の最強がいたり、ダンスの最強がいたり、それぞれの長所を伸ばして最強チームになりたい。
勇仁 「エクスペンダブルズ」みたいな。
優輝 「アベンジャーズ」とかね。
──では、自分はここを伸ばしたいっていうところを具体的に1つ挙げると?
勇仁 蓮が褒めてくれたけど、俺は表現力をもっと身に付けたい。引き出しをもっともっと増やして、自分が思い描くように声やダンスで表現できるアーティストに成長したいって思う。そのために、いろんなところから吸収できるものをたくさん吸収したいです。
陽介 俺は、高音をもっともっと伸ばしたい。高音を“出せる”のと“歌える”って違うと思うから、ちゃんと自分の声に落として歌いこなせるようになれたらいいな。
優輝 俺は「どんな将来になりたいですか?」って聞かれたときに、いつも「自由に自分が表現できるものを表現できる人になりたい」って答えてて。その目標に向かっていくためには、ラップとダンスをもっと伸ばしていきたいなって思ってる。ダンスも5人の中だったら得意なほうだけどまだ足りないし、ラップも始めてから1、2年とかだしね。
将綺 内田は……。
陽介 暗くない!?
将綺 ごめんごめん、真面目なトーンに入ったほうがいいのかなと思って(笑)。
勇仁・蓮・陽介・優輝 (笑)。
将綺 俺は「どの曲を歌っても内田将綺」って言われるぐらい、自分の歌を確立したいと思う。この1年間で自分としてはできることを全部出し切ったつもりだけど、まだまだジュネスは新しいことできますっていうのをアピールしたい。そのきっかけとしても、自分が歌でもっと進化していきたいなと思う。
蓮 僕は、声をおっきくしたいです。
勇仁・将綺・陽介・優輝 ははは!(笑)
蓮 いつもスタッフさんを困らせてるから、マイクにしっかり乗るように。
優輝 でも蓮のことを好きな皆さんはうれしい情報だと思うよ。
将綺 蓮の声もっと聞きたいからね。ちなみに今のマックス出してみて。
陽介 怖いからやめようよー! 予想以上にパーンと出るかもしれないじゃん!
優輝 悪魔を演じてるとき以上にね。
陽介 本当にその回答でいいの?
蓮 うん。
陽介 カッコいい(笑)。
──最後に代表で優輝さんから、ファンの皆さんにメッセージをいただけますでしょうか。
優輝 学芸大青春は2年目に突入するんですが、今年も配信やライブでたくさんの人たちを楽しませます! ジュネスの沼にどんどん落としていくので、覚悟して待っていてください!
2020年9月2日更新