大森藤ノのライトノベルを原作とするTVアニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅢ」。10月2日に放送が始まるこの「ダンまち」シリーズ最新作では、言葉を理解するモンスター“異端児(ゼノス)”の少女であるウィーネとベルの出会いから始まる「異端児(ゼノス)編」が描かれる。先日公開されたPVでは血を流すウィーネ、新たな敵に立ち向かうベル、そのベルに刃を向けるアイズが映されるなど、シリアスな展開を予感させるエピソードだ。
コミックナタリーではその放送に先がけて、ベル・クラネル役の松岡禎丞、ヘスティア役の水瀬いのり、ウィーネ役の日高里菜、原作者の大森藤ノ、オープニングテーマを担当している井口裕香、エンディングテーマを手がけたsajou no hanaのインタビューを実施。それぞれの立場から見た「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅢ」の魅力やアニメ第3期の見どころを聞いた。
取材・文 / 丸本大輔(P2〜P5)、齋藤高廣(P6)、粕谷太智(P7)
- 異端児(ゼノス)
言葉を理解することができるモンスターたちの総称。ベルが出会う竜女(ヴィーヴル)のウィーネをはじめ、彼らの中心的存在である蜥蜴人(リザードマン)のリド、歌人鳥(セイレーン)のレイなどさまざまな種族の異端児が存在する。
- ウィーネ(CV:日高里菜)
ダンジョンで産まれて間もない異端児の竜女(ヴィーヴル)。ダンジョンでベルと出会い、ヘスティア・ファミリアの元で保護されることになる。異端児という未知の存在である彼女とベルの邂逅が、やがてオラリオを激動へと誘っていく。
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松岡禎丞(ベル・クラネル役)インタビュー