「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」|冴羽獠がディスク工場にやってきた!神谷明の“お宝ディスク”制作レポート&インタビュー

「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」のBlu-ray / DVDが、10月30日に発売される。北条司原作のアニメ「シティーハンター」が約20年ぶりに復活し、冴羽獠役の神谷明、槇村香役の伊倉一恵らのオリジナルキャストが再集結したことが大きな話題を呼んだ映画の、待望のソフト化だ。

このBlu-ray / DVD完全限定生産版のうち、150枚は神谷がディスクの盤面に直筆サインを入れた“お宝ディスク”であることが発表された。コミックナタリーでは発売を前に、神谷が静岡にあるディスク工場へ訪れ、サインを入れる様子をレポート。さらに神谷にインタビューを実施し、映画公開後の反響や、Blu-ray / DVDの見どころなども聞いた。

取材・文 / 松本真一 撮影 / 笹井タカマサ

神谷明のディスク工場訪問記 in 静岡

「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」Blu-ray / DVDの発売を前にした10月某日、ソニー・ミュージックソリューションズの静岡工場を神谷明が訪れた。Blu-ray、DVD、CDなどのディスクをプレスし、パッケージングなども手がけているこの工場を神谷が訪れたのは、このたびのソフト発売を記念したキャンペーンの一環。できたばかりのソフトのうち150枚の盤面に神谷がサインを入れ、それが全国に出荷されるのだ。

人気声優の神谷が工場を訪れるということで、入口では社員のうち約50名がお出迎え。思わぬ歓迎に神谷は笑顔で応え、手作りのウェルカムボードにサインを書き入れた。

工場内に入った神谷はまずBlu-ray / DVDの製造過程を見学した。長年のキャリアを誇る神谷も初体験だったようで興味津々。従業員に「これは何をしているところですか?」と積極的に質問していた。

続いては、なんと神谷がソフトのパッケージングに挑戦! 従業員にやり方を教わりながら、特典などを手作業で封入していく。ソフトを購入した人は、「これは神谷さんが入れてくれた特典かも……?」と思いを馳せてみるのも一興だ。

最後はこの日の最大の目的である、盤面へのサイン入れ。「これ、僕が自分で買ったやつに入ってる可能性もあるのかな?(笑)」。そんな冗談を飛ばしながらも、すさまじい集中力でどんどんサインを入れていく。

約1時間で、用意されたディスクのすべてにサインを入れ終えた神谷。全国に流通する完全生産限定版のうち、合計150枚のみがこの激レア仕様の“お宝ディスク”となっている。