埋もれかけた才能にスポットライト 双葉社のマンガ公募企画第4回が始動!「プロのためのセカンドオピニオン」“第1期生”の匡乃下キヨマサが応募のきっかけや作家ならではメリットを語る 実録マンガも掲載!

双葉社が「第4回 プロのためのセカンドオピニオン」の応募を、現在特設サイトで受付中。商業誌での掲載経験があるマンガ家を対象とする「プロのためのセカンドオピニオン」では、過去に他社で掲載に至らなかった企画・ネームを双葉社の編集者が講評のうえ、採用の場合は連載権を掴むことができる。過去3回の開催を経て、松田舞「ひかるイン・ザ・ライト!」、大羽快「新選組といっしょ」など18作品が連載をスタートさせた。

第4回の開催を記念し、コミックナタリーでは「プロのためのセカンドオピニオン」の第1回に応募し、月刊アクション(双葉社)で「カワセミさんの釣りごはん」の連載をスタートさせた匡乃下キヨマサにインタビューを実施。“セカンドオピニオン1期生”である匡乃下に、応募を決めたきっかけや、作家として感じたメリット、「カワセミさんの釣りごはん」にまつわる裏話を聞いた。なお、匡乃下が応募までの経緯をまとめた実録マンガも掲載しているので、併せて楽しんでほしい。

取材・文 / 佐藤希

「プロのためのセカンドオピニオン」とは?

「プロのためのセカンドオピニオン」は、「連載会議を通らなかった」「掲載誌が休刊になった」など、さまざまな理由から掲載に至らなかった原稿やネームを募集する公募企画。⼀度でも商業誌に作品が掲載された経験のあるマンガ家が対象となり、完成原稿でなくとも絵柄のわかるネームなどで応募が可能だ。

採用された場合は担当編集者との打ち合わせを経て連載が開始され、不採用の場合でも各作品に最低2人の編集者による講評が届く。

自分の「面白いはず!」を形にできるこの機会。応募要件などの詳細は公式サイトを確認しよう。

「カワセミさんの釣りごはん」

「カワセミさんの釣りごはん」1巻

主人公は東京から田舎の高校に転校したカワセミ(本名:白梨翡翠)。人見知りのため学校になじめないカワセミは、ある日クラスメイトの派手な女子・ミサゴ(本名:魚取魚鷹)に話しかけられる。山中の川へと強引に連れ出され、怯えるカワセミをよそに、ミサゴが始めたのは川釣り。当初釣りにまったく興味がなかったカワセミだったが、ミサゴが釣りあげたヤマメを調理したことから、徐々に釣りとアウトドアクッキングの楽しさに目覚めていく。料理好きのカワセミと、釣り好きのミサゴによるフィッシング&クッキングコメディだ。

実録マンガ「プロのためのセカンドオピニオン」匡乃下キヨマサの場合

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