プロデューサー:佐藤順子「作りたいという思いを形にする」
1本の映画が作られ、観客のもとへ届けられる過程には、監督やキャストだけでなくさまざまな業種のプロフェッショナルが関わっている。連載コラム「映画と働く」では、映画業界で働く人に話を聞き、その仕事に懸ける思いやこだわりを紐解いていく。第2回となる今回は「あゝ、荒野」「愛しのアイリーン」「MOTHER マザー」などをプロデュースしてきたスターサンズ所属の佐藤順子が登場。東京の下高井戸シネマでアルバイトをし、20代でシネ・アミューズの支配人になった彼女は、なぜ映画を製作するようになったのか? すべてを“決めないといけない”というプロデューサーの仕事に迫る。池松壮亮や真利子哲也と「ガチでやり合った」という「宮本から君へ」の裏話にも注目を。