宮崎克・
手塚治虫役を草なぎ剛(「なぎ」は弓へんに前の旧字体、その下に刀)、週刊少年チャンピオン(秋田書店)の名物編集長・壁村耐三役を佐藤浩市が演じることはすでに報じられていた同作。本日8月22日には追加キャストが公開され、オリジナルキャラクターのヒロイン・小田町咲良役はAKB48の大島優子に決定した。咲良は手塚のもとにタイムスリップする、マンガに興味が持てない現代の新米編集者という役どころだ。
このほか脇役陣には、
草なぎ剛コメント
Q.大島優子との共演について
歌番組などでは何度か共演させて頂いていますし、こちらもあまり気を遣わないでいいことや、忙しい中、アイドルと芝居の両方こなすというところで、親近感があります。それと感覚的にとても優れる方だと思うので、(役を)つかむのが早いなと思いました。
優子ちゃんの役は、ドラマのオリジナルの役なので、のびのびと自由に演じていただきたい。むしろ、この番組がうまくいくか、いかないかは優子ちゃん次第とも思っているので、好きに演じてもらいたいし、相乗効果で盛り上げていければと思っています。
(大島さんは)志も高く、精神力もあるから、多少のプレッシャーがあっても大丈夫。輝いていると思いますし、共演者としても楽しみにしています。
大島優子コメント
Q.手塚治虫のイメージについて
老若男女を問わず、時代を越えて読まれ続ける作品を創った手塚治虫さんの生き方に、ドラマを通して触れることができて嬉しく思います。才能に溢れた方だというイメージでしたが、作品に強いこだわりを持ち粘り強く努力する人だと改めて知りました。
Q.手塚治虫の作品について
「ブラック・ジャック」は小学校時代に図書館で読んで大好きでしたし、大人になってからは、役者をやるのだったらと「七色インコ」をすすめられて読んだことがありました。
Q.ドラマの見どころ
モノづくりに対する情熱を掻き立てられるドラマです。手塚さんの才能もさることながら努力する姿、そしてその周りの人々の忍耐力が、咲良のような若い子たちに勇気や希望を与え、そっと背中を押してくれると思います。なりふり構わず、自分の信念に従って情熱を注ぐことの素晴らしさを感じてもらえれば嬉しいです。
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- 手塚治虫「ブラック・ジャック」40周年アニバーサリー! | 秋田書店
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