石橋は時間軸が前後しながら進行する物語の構成や、自身が演じたとらえどころのない性格の陽子について、「台本を読んでもよくわからないところがあって……途中で考えることをやめました」と照れ笑い。長江は「何をしだすかわからないキャラや、先が読めないシナリオにすることで、観る人が不安になるように演出した」と狙いを語った。
またもともとホラーが好きで原作マンガも愛読していたというYUKKEは、「ホラーものはたくさん読んだが、その中でも相当怖い」と「不安の種」を絶賛。逹瑯は歌詞に暴言を用いた主題歌に、子供のコーラスを入れたことについて「少し胸が痛んだけど、映画を観てみたら、さらにひどい歌詞の童謡を子供が歌っていて驚いた」と作品を振り返る。
その後会場には、7月12日に21歳の誕生日を迎える石橋を祝うため、オチョナンさんの顔が描かれたバースデーケーキが登場。これを見た逹瑯は「ちょっと食欲が……」とツッこみ、石橋は「食べたら呪われそう」と戸惑いを見せる。すると会場が暗転し、サプライズゲストとしてオチョナンさんが登場。特殊造形のおぞましさに悲鳴が上がりつつも、無言で立ち尽くすオチョナンさんがおもむろに「おたんじょうびおめでとう!!」と書いたフリップを頭上に掲げると、会場は笑いに包まれた。
映画「不安の種」は7月20日よりシネクイント、テアトル梅田ほか、全国の劇場にて順次公開。またコミックナタリーでは、監督の長江と原作者・中山のインタビューを掲載した特集記事を配信中だ。
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