本日6月12日、新雑誌・別冊少年チャンピオン(秋田書店)の創刊記念イベントが、秋葉原UDXシアターにて開催された。
イベントには「グラップラー刃牙」の
続いて週刊少年チャンピオンの沢編集長も登場し、板垣、天野の3人が素手喧嘩(ステゴロ)パンチで鏡開きをするという演出も。発泡スチロールでできたフタを3人が素手で割ると、中からは別冊少年チャンピオン創刊号が現れる。意外にも分厚いフタにたじろぐ天野だが、板垣は飄々と自慢の拳を振るってみせた。
板垣と天野のトークショーでは、天野が「『バキ』は先が読めないマンガ」だと熱い思いを打ち明ける。一方板垣は「いちばん思い入れのあるキャラクターは?」と聞かれると「自分にとっては我が子のようなものなので、どんな端っこのキャラクターでも好き。いちばんは言わないようにしている」と返答。天野は「子どもに順番は付けませんからね。板垣先生はビッグダディだよ!」と某ドキュメンタリー番組の出演者に例えた。
また板垣は鎬昂昇の技“紐切り”の着想について、「人体の解剖図を見ると血管から腱など紐の数がすごい。そこでこの配線を切ったらいいじゃんって思った」「針の先生に、視神経につながっているのはアゴの角の裏側だって聞いて、それはもう絵的に最高だと思った」と技誕生のエピソードを語った。
最後に刃牙と勇次郎の親子喧嘩について、板垣は「決着のイメージはまだない。どちらが勝つかすらもわからないが、僕の計画ではあと10回以内で終わる」と、なんと「バキ」の完結を宣言。だが「まだまだ描きたいことはたくさんあるし、『バキ』は実家のようなものだからまた戻ってくる」と、インターバルを空けて再び「バキ」を描くことを明言し、トークを締めくくった。
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