前作から約20年ぶりとなる画集「KABA2」の刊行を契機に実現した、大友初の総合原画展。「AKIRA」「童夢」などの代表作をはじめとした、マンガ家としての39年分の足跡がまとめられている。宮城県出身である大友の意向により、収益の一部は被災地復興のため寄付される。
目玉は約2300枚にも及ぶ、「AKIRA」の全原稿。原稿はショーケースの中に数段に重ねて並べられ、マンガの展開を追うように鑑賞を楽しめる。また壁掛けの展示スペースには、単行本化されていない初期作品を含むさまざまな原画がずらり。カラーやラフ、アニメ作品に至るまで、まさに出し惜しみなしと言える展示量だ。
そしてもうひとつの目玉は「AKIRA」の主人公・金田が乗るバイクのレプリカと、「童夢」の名場面を再現した丸くへこんだ壁。どちらも記念撮影が可能で、バイクは500円以上募金することで、金田のレプリカジャケットを着用して試乗できる。一方「童夢の壁」はもたれかかれるようになっているため、チョウさんになりきり押し潰される様子を再現してみては。
また物販スペースでは、原画展用に作られたグッズを多数用意。オールカラー256ページのカタログや、BEAMSとコラボしたTシャツをはじめ、ファンの心をくすぐるものばかりが並ぶ。
内覧会の締めくくりには、大友の新作短編アニメ「火要鎮」の試写や、大友も参加したオープニングパーティを実施。クリエイターをはじめとする関係者が原画展の開催を祝い、会場は大いに賑わった。
「大友克洋GENGA展」は明日4月9日より5月30日まで。完全予約制のため、訪れる際は事前に申し込みを。
大友克洋GENGA展
会期:2012年4月9日(月)~5月30日(水) ※第3火曜日休館
時間:平日 11:30~20:00、土日祝 10:30~20:00 ※平日、土日祝ともに完全予約制
会場:3331Arts Chiyoda
住所:東京都千代田区外神田6丁目11-14
電話:03-6803-2441
入場料:大人1500円、学生(高校生、大学生、専門学校生)800円、中学生500円、小学生以下は保護者同伴で入場無料
※宮城県出身である大友克洋の意向により、東日本大震災復興のために入場料の一部を寄付する。
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加藤 テツナオ(ブレラン) @_BladeRunner_
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