発売中の芸術新潮4月号(新潮社)では「
特集はまず、4月9日から開催される「大友克洋GENGA展」に合わせ、展示する原画の一部を撮り下ろした「特別誌上GENGA展」からスタート。「AKIRA」をはじめとする代表的なイラストから、短編「犯す」の原稿などが見開きを混じえながら18ページ展開される。
続けて掲載されたのは、ロングインタビュー「大友克洋をつくったものと大友克洋がつくったもの」。ニューシネマやジャズに影響を受けた10代の回顧に始まり、作品にまつわる裏話、映像制作に移行した狙いなど、これまでの創作活動について幅広く言及。締めくくりには「某少年誌で、初めての少年向け作品をはじめるべく、現在準備中です」とあり、新連載を始めることを明言した。「ちゃんとした長期連載自体、『AKIRA』しかやったことがないので、無謀といえば無謀なんですけど」と語っていることから、本格的な連載形式を目指していることが伺える。また特集内のレポート記事「アトリエ+スタジオ訪問記」にて、明治時代を舞台にした作品であることも判明した。
「アトリエ+スタジオ訪問記」ではこのほか、アニメーション制作会社・サンライズのスタジオを訪れ、大友が監督を務める最新作アニメ「火要鎮(ひのようじん)」の絵コンテやレイアウトを公開。訪問記では「火要鎮」が絵巻物を広げるイメージのもと、横にスクロールして見せる演出が取られているとも明かした。
また描き下ろし短編「DJ TECKのMORNING ATTACK」はフルカラーのショートSF。ロボットのDJテックが、騒動を起こす物語だ。そのほか特集には柳下毅一郎、椹木野衣、
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- 芸術新潮|新潮社
- 大友克洋GENGA展
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ばしこ氏 @wahoo910
コミックナタリー - 大友克洋が少年誌での連載開始を発表、芸術新潮の特集で http://t.co/Oz04IpQS64
この記事出た時「きたあああああ!!!」とか言うてたのにあそこからもう二年経つんですが…まだですか…