「ホンノウスイッチ」は幼なじみ同士が大人になってから“遅れてきた初恋”を始めるピュアなラブストーリー。物心つく前からずっと一緒だった聖(ひじり)と小和(こより)は、ある朝、裸同然の姿で同じベッドで目を覚ます。その前夜、彼氏にフラれた小和のヤケ酒に付き合っていた聖。愚痴を聞いて慰めるうち、長年胸に秘めていた小和への思いが抑えきれなくなり、とうとう一夜をともにしたのだった。聖は酔った勢いではなくずっと好きだったと伝えようとするが、一方の小和はなかったことにしたいと土下座までしてきて……。小和との関係を一歩進めたい聖と、別れたときに離れることになるぐらいなら、このまま幼なじみという立場を死守したいという小和が描かれる。原作は講談社の電子マンガ誌・comic tintで連載され、単行本は全9巻が発売中だ。
聖役の宮近は「眩しすぎるほどの彼のまっすぐな気持ちと少しもどかしい気持ちの伝え方、そんなじれったさとキュンキュンする気持ちを、このドラマを通して皆さまに楽しんでもらえるように精一杯向き合いたいと思います」とコメント。小和役の葵は「大人だからこそ悩んだり、悩みすぎて動けなかったり、初恋をやり直すような聖との恋に奮闘します。そんな2人に観てくださる方が共感したり、応援してくださったり、一緒に進んでいくドラマになったら嬉しいなと思います!」と意気込む。原作者のKUJIRAは「漫画と同じようにドラマでも聖と小和の可愛いやり取りにキュンキュンしてもらえたらうれしいです」と視聴者に呼びかけた。
KUJIRA(原作) コメント
ドラマ化していただくことになりました。
これも読んでくださった読者の皆さま、連載当初より関わってくださった方々のおかげです。
漫画と同じようにドラマでも聖と小和の可愛いやり取りにキュンキュンしてもらえたらうれしいです。
宮近さんが演じる聖、葵さんが演じる小和に画面を通して会えることとても楽しみです。
宮近海斗(秋山聖役)コメント
出演が決まったときの気持ち
とても光栄な機会をいただき、すごくうれしかったんですが……。実は最初、マネージャーさんから「ドラマ決まりました」とだけ、サラッと聞いたんです。僕、実は今回がドラマ初主演なので、もうちょっとだけ、ホントにもうちょっとだけでいいんですけど、盛り上げてほしかったです(笑)。オシドラサタデーという、いろんな方が注目してくださる枠で主演させていただくので、全力で演じたいと思いました。ファンの皆さんにも喜んでいただけたらうれしいですし、一緒に盛り上がりたいですね。
原作の感想
いろんな方がこの作品のトリコになるというか、ファンになる気持ちがすごくわかりました。仕事で目まぐるしい日々を送っていたり、いろんな状況の中で、「ホンノウスイッチ」を読むと、そこには素敵な世界が広がっていて……。聖と小和の愛の形がすごくまっすぐで、本当に現実逃避させてくれるような、キラキラした気持ちになれたんです。そういう気持ちを、絶対にこのドラマを通して、視聴者の方に100%届けなくちゃいけないなと感じました。
ドラマ「インフルエンス」での共演以来となる葵わかなの印象
「インフルエンス」では、ほぼ一緒のシーンがなかったんです。そして葵さんが演じられていた役がめちゃくちゃ怖かったんですよ(笑)。どんでん返しのキーパーソンで…そういう意味でも、すごいお芝居をされる方だなと、リスペクトしています。今回はお互い等身大のキャラクターですし、ピュアな恋愛模様が描かれるので、また違ったお芝居が見られるのかなと楽しみです。先日、ご一緒した取材中に趣味や好きな食べ物などを知って、俳優の葵わかなさんではなく、ひとりの人として親近感が湧きました。
秋山聖のキャラクターについて
聖は僕と同世代なので、成長していく段階やバックボーンに関しては重ねやすいと思います。聖は幼なじみの小和にずっと恋をしていて、しかもそれを隠してきたんです。でも、あることをきっかけにその気持ちを伝えようと“スイッチが入る”という展開なんですが、幼なじみという関係と、その幼なじみに恋をしていたという経験が自分とは重なっていないんです。スイッチがどう入るのか、どう気持ちを伝えるのかという点が肝だと思うので、その部分は新たに模索していかなければならないな、と思っています。
聖の優しさや、小和に対してまっすぐなところ、その人のためを思って行動するところは、すごく素敵だと思いますし、そういう彼の人柄をリスペクトしているので、僕自身の良いところをひとつでも磨きながら投影できたら、聖と自分をより重ねていけるんじゃないかな、と考えています。
視聴者へのメッセージ
眩しすぎるほどの聖のまっすぐな気持ちと少しもどかしい気持ちの伝え方、そんなじれったさとキュンキュンする気持ちを、このドラマを通して皆さまに楽しんでもらえるよう精一杯向き合いたいと思います。土曜の夜、観てくださる方々が日々を過ごす楽しみの一つになるように、仕事やいろんなことを頑張っている人たちの癒やしになる素晴らしい作品を作れるように、そして皆さんに素敵な気持ちになってもらえるように、聖のようにまっすぐに頑張ります。楽しみにしていてください。
葵わかな(星小和役)コメント
出演が決まったときの気持ち
すごく温かいラブストーリーですし、私は恋愛ドラマの経験がそんなに多くないので、自分の中でも“すごいチャレンジになるな”と思いました。人気のある枠で、楽しみにしてくださる方が多い時間帯のドラマなので、観てくださる方にしっかりと思いを届けられるような作品になったらいいなと思います。
原作の感想
たとえば寝る前やお風呂に入っている時など、ふとした時についつい読んでしまう作品で、私も気づけばサクサク読んでいました。聖と小和の関係性が“憎み憎まれ”という感じではないですし、読んでいると心が温かくなって、2人の純粋な恋愛にすごく憧れてしまうんです。そこがこのお話の素敵なところだなと思ったので、その空気感をドラマでも表現できたらいいなと思います。
ドラマ「インフルエンス」での共演以来となる宮近海斗の印象
「インフルエンス」での宮近さんは結構ヘビーな役で、唯一の共演シーンも宮近さんが暴力を振るっているのを私が見ているというものでした(笑)。でも出来上がった映像を見ると、空気感も含めて雰囲気のある方だな、すごく素敵なお芝居をされる方だなという印象だったので、今回ご一緒できると聞いたときはワクワクしました。あと先日、たまたまテレビでダンスを踊ってらっしゃるのを見て、ヘビーな役とのギャップに驚きました(笑)。そして今回お会いして、すごくフラットで穏やかな方だなと思いました。これからもっといろいろな面を知っていけたらいいなと思っています。
星小和のキャラクターについて
小和のハッキリとものを言うところや、しっかりした意見をもっていそうなところは自分と少し似ているのかなと思います。小和はすごくボーイッシュなんですが、悩み過ぎて動けなくなってしまったりする部分は、等身大の女の子なんですよ。もしかしたら聖と一緒に育ってきたから、ちょっと男の子っぽいところがあったり、ゲーム好きな聖の影響を受けて小和もゲーム会社に勤めたり……そうやってお互い影響を受けて成長してきたのかなと想像すると面白いですよね。小和はこれまでどんな人と付き合ってきたのか、どういう恋愛観なのか…そういうことを考えたら、なぜ聖とはフィットするのかなど、何かヒントがあるのかもしれないなと思ったので、これからもっといろいろと考えていきたいです。
視聴者へのメッセージ
聖と小和の幼なじみ同士の温かい関係や、大人だからこそ悩んだり、お互い好きだからこそ悩み過ぎて動けなくなってしまうところなど、共感していただけるエピソードが詰まっていると思います。見てくださる方が一緒にヤキモキしたり、喜んだり、2人を応援してくださったり、一緒に進んでいけるドラマになったらうれしいです。いい作品をいい空気感でお届けできるように一生懸命頑張ります!
ドラマ「ホンノウスイッチ」
テレビ朝日系24局:2025年1月11日(土)より毎週土曜23:00~23:30
スタッフ
原作:
脚本:泉澤陽子
音楽:眞鍋昭大
ゼネラルプロデューサー:中川慎子(テレビ朝日)
プロデューサー:田中真由子(テレビ朝日)、島本講太(ストームレーベルズ)、平体雄二(スタジオブルー)、林田むつみ(スタジオブルー)
監督:髙橋洋人、藤澤浩和
制作協力:スタジオブルー
制作著作:テレビ朝日、ストームレーベルズ
キャスト
秋山聖:
星小和:
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