戦後映画スタジオを描く永美太郎「夏のモノクローム」1巻 今晩、今井哲也とのトークも

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永美太郎「夏のモノクローム」1巻が、本日10月31日にリイド社のトーチコミックスから発売された。

「夏のモノクローム」1巻(帯付き)

「夏のモノクローム」1巻(帯付き)

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「夏のモノクローム」は、戦後間もない東京を舞台に、若き映画人たちの軌跡を描く青春群像劇。映画会社・京宝の撮影所で通訳として働く木田夏美は、会議で外国人ディーラーと口論になってしまい、通訳の仕事を取り上げられてしまう。憤慨する夏美が出会ったのは、“次期監督”と名乗る軽薄な青年・根川一。「京宝が赤色分子に乗っ取られるその前に」「我々の手で新しい京宝を作る」と、根川は意気込んでいた。そんな彼に、ともに戦う仲間になってほしいと手を差し出された夏美。日本映画黄金期に、創作と生活の狭間を生きる人々の物語が展開される。

なお単行本発売を記念して、本日21時からはSNS・Xのスペース機能を使って「夏のモノクローム」作者・永美と「アリスと蔵六」の今井哲也がトークを行う。トークテーマは「漫画の物語世界を描く、歴史或いはSFについて」。11月2日には西村ツチカ、11月5日に溝渕久美子とのトークもスペースで行う予定だ。詳細は永美のXアカウントで確認を。

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