2024年7月4日から7月10日までの期間、コミックナタリーで最も注目を集めた記事は、映画「先生の白い嘘」に関する記事だった。
7月5日に封切られた実写映画「先生の白い嘘」。週間アクセスランキングにおいて1位となったのは、5月30日に公開した、原作者・鳥飼茜のコメントを含む記事だ。以前の記事が再度注目を浴びた理由は、同作に性的な接触のあるシーンが含まれているものの、出演者から要望のあったインティマシーコーディネーターを起用せずに撮影が行われた、という情報が映画公開前日に広まり、議論を呼んだことと無関係ではないだろう。騒動を受けて、「先生の白い嘘」の公開初日舞台挨拶では主演の奈緒、三木康一郎監督らが思いを吐露。鳥飼も改めてコメントを発表した。鳥飼、製作委員会のコメントの全文は、映画ナタリーによる舞台挨拶の記事に掲載されている。
5位にランクインした伊藤潤二とサンリオのコラボは、中でも「ギャル富江×ハローキティ」の画像が注目を集めた。そのほか夏クールのアニメ放送がスタートしたことに伴い、「本日放送開始のアニメリスト」が上位にランクイン。一覧ページも用意しているので、見逃している作品はないかチェックしてみては。
読みもの枠でも、この夏の話題作の特集記事をたっぷりと公開。岩明均原作によるドラマ「七夕の国」の特集では、岩明のファンを公言する魚豊にドラマをイッキ見してもらい、感想を聞いた。またマフィア梶田が、この夏に揃って映像化を果たした「この世界は不完全すぎる」「しょせん他人事ですから」について、担当編集者と語る特集も。マフィア梶田が“バグった”写真にも注目だ。
Amazonによるタテ読みマンガの賞、その結果と審査員のコメントをまとめたページも公開。受賞した14作品をチェックして、タテ読みマンガの可能性に触れてみては。TVアニメ「神之塔 -Tower of God-」第2期の特集では、「神之塔」が世界規模で人気の理由に迫るとともに、世界観、TVアニメ第1期のストーリーなど、まだ「神之塔」に触れたことがない人へ向けて魅力を発信。主題歌を担当するNiziUのファンも、この記事をきっかけにアニメに興味を持ってもらいたい。
ドラマ「磯部磯兵衛物語 ~浮世はつらいよ~」の特集では、浮世絵ギャグマンガの“まさかの映像化”をコラムで深堀り。浮かび上がってきたのは、“説得力のある画面の中で見せるバカバカしさ”。その理由は記事を読んでほしい。そしてアニメ「しかのこのこのここしたんたん」の放送開始に合わせて、原作者・おしおしおと担当編集の対談記事も公開。以前からのファンはもちろん、アニメで同作を知った人も、原作の制作裏などがたっぷり語られたこのインタビューを要チェックだ。
週間アクセスランキング:2024年7月4日~7月10日
1位 映画「先生の白い嘘」ヒリつく会話収めた冒頭映像、鳥飼茜が思いを語るコメント寄稿
2位 「劇場版ハイキュー!!」もう1回がない全国一斉上映、ステッカーのプレゼントも
4位 「聖闘士星矢 ND 冥王神話」約18年の連載に幕、次号「SANDA」も完結&重大発表
5位 伊藤潤二とサンリオが異色コラボ、「ギャル富江」「浮遊する四つ辻の美少年」など
6位 「頭文字D」OVAも収録したBD-BOX、ユーロビート・主題歌収録アルバムも発売
7位 舞台「ボボボーボ・ボーボボ」主演は加藤将 工藤晴香、樋口裕太、ORβIT・大澤駿弥も
8位 「コードギアス 奪還のロゼ」最終幕キービジュ公開 場面カット10枚も到着
9位 「着せ恋 中華飯店」メニューに海夢の“ごめん”オムライス、新グッズ情報も解禁
10位 「炎炎ノ消防隊」第3期は原作を最後までアニメ化、来年4月から分割2クールで放送
特集・コラム(2024年7月4日~7月10日公開分)
特集・インタビュードラマ「七夕の国」を岩明均ファンの1人、「チ。―地球の運動について―」の魚豊が観る
アニメ化「この世界は不完全すぎる」&ドラマ化「しょせん他人事ですから」、マフィア梶田が担当編集と語る左藤真通ワールドの魅力
タテ読みマンガの可能性を拡大する14作品が選出!Amazonのマンガ賞「Amazon Fliptoon 縦読みマンガ大賞」結果発表
どんなストーリー? なぜ人気?「神之塔 -Tower of God-」の魅力を徹底紹介
ドラマ「磯部磯兵衛物語 ~浮世はつらいよ~」コラムで深堀りする“説得力のある画面の中で見せるバカバカしさ”
アニメ「しかのこのこのここしたんたん」ただの“萌えマンガ”じゃない、本気でギャグをやり切る!おしおしおが担当編集と対談
1話まるごと試し読み(2024年7月4日~7月10日公開分)
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