「夏目アラタの結婚」は児童相談所に勤める夏目アラタが、とある事情で獄中の連続殺人犯・品川真珠にプロポーズするところから始まるサスペンス。原作はビッグコミックスペリオール(小学館)で連載され、単行本は全12巻が刊行されている。映画では夏目アラタ役を
今回出演が発表されたのは6人のキャスト。事件の担当弁護士であり、真珠の無実を信じる宮前光一役を
また新キャストの発表に合わせて、新たな映像も公開。中川演じる弁護士の宮前ら新キャラクターたちが、事件を巡り品川真珠に振り回され翻弄されていく様子が描かれている。映画「夏目アラタの結婚」は9月6日に公開。
映画「夏目アラタの結婚」特別映像(死刑囚に狂わされる編)
中川大志(宮前光一役)コメント
撮影で印象に残ったシーン
やっぱり裁判シーンですね。僕が演じた宮前は弁護士の役だったので、裁判のシーンは一つの見せ場でした。事件の時系列を説明したり、専門的な用語がたくさんあるセリフを覚えるのは苦戦しましたし、緊張の連続でしたが、とても楽しく演じきることができました。
夏目アラタを演じた柳楽優弥について
柳楽さんはすごく尊敬する先輩で、大好きな役者さんなので、いつかご一緒できたらいいなとずっと思っていました。今回共演することが出来て嬉しかったですし、とても優しくてチャーミングな方なので、現場ではいつも楽しく過ごさせていただきました。
品川真珠を演じた黒島結菜について
黒島さんとは、死刑囚と弁護士という二人の絶妙な距離感を保ちながらお芝居していました。黒島さんが、真珠のキャラクターをどの様に成立させるか葛藤しながら、自分の中で噛み砕いて戦っている姿を見ていたので、その姿に心を動かされましたし、僕もそこにシンクロさせながら演じることができました。真珠の得体のしれないパワフルさや、周りの人たちの心をどんどんかき乱して引き込んでいく姿は魅力的ですし、僕自身も自然と引き込まれていってしまいました。
丸山礼(桃山香役)コメント
撮影で印象に残ったシーン
やっぱり真珠とのシーンかなって思います。本当に何回も緊張するシーンを撮らなくてはいけず、帰ってから肩がガチガチになるぐらいで、すごく大変でした。黒島さんとは同い年というのもあったので対面するときは私個人としての感情を井戸を掘るぐらいの感覚で(笑)。ブシャーっと出していくようなイメージで気持ちを作っていたので、そこを楽しんでもらいたいなと(笑)。
夏目アラタを演じた柳楽優弥について
私からするとすごいレジェンドすぎる方なので最初どうして良いかわからず、本当に失礼なんですけど、握手を求めちゃいましたね(笑)。「握手してすみません」というところから始まったのですが、そこから、休みの日に何するのとか、流行りの写真の撮り方などの話をさせていただいて、距離が縮まっていったと思います。私は絵文字が好きなんですけど、柳楽さんはハートに炎が上がっている絵文字が好きだって言ってました(笑)。本当にいつもニコニコされていてお話ししやすく、現場では一番たくさんお話しさせていただきました。
市村正親(神波昌治役)コメント
裁判長という役柄について
僕が演じた裁判長の神波の人間性っていうのは、裏の裏のさらにもう一つ裏まで見据えているような男なのかなと。一見すると何を考えているのかわからない雰囲気の中で、奥の奥の奥をずっと見ているように感じさせるように常に意識していました。
撮影で印象に残ったシーン
黒島さんの演じた真珠は個性が強く、見ているこちらもあっと口が開いてしまうくらいの演技をされていてすごかったです。裁判中にキレかかってきた時の芝居は、演技なのか本気なのかわからないような感じで、近寄りたくないなと思わず思ってしまうくらいでした。そういう裁判の場面での真珠の表現の仕方が面白かったですね。決して大きくはない体の中に真珠の全てを詰めて、核をしっかり持ってきているなとひしひしと感じました。
夏目アラタを演じた柳楽優弥について
優弥は他の舞台で一緒になったことがあります。彼は子役の頃から賞を取ったりして今日までキャリアを詰み続けてきたんですよね。他でも色々な良い仕事していて…実はマッサージトレーナーも一緒なんですよ。だから僕にとってはどこか息子のような感じがあり、温かい目で見守っていました。
映画「夏目アラタの結婚」
2024年9月6日(金)公開
原作:
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