6月26日にフィルムアート社から発売される同書。カバーには「違国日記」「さんかく窓の外側は夜」「くいもの処 明楽」の主人公たちが登場した。東京・三省堂書店池袋本店と紀伊國屋書店新宿本店、愛知・三省堂書店名古屋本店、広島・蔦屋書店ほかでは、6月15日頃より同書を先行販売予定。購入特典として、カバーに描かれた作品のポストカード3種が用意されている。電子版は7月26日頃に配信される予定だ。
「ほんとうのことは誰にも言いたくない」
目次(仮)
プロローグ
岸に残る者と夜明けに向かう人──「違国日記」
第1章
家庭内新聞からオリジナル漫画へ──幼少期/小学校時代/中学・高校時代/大学時代
第2章
閉じない世界としてのBL──デビュー前夜/「くいもの処 明楽」/「タッチ・ミー・アゲイン」/「恋の心に黒い羽」/「イルミナシオン」
第3章
BLからこぼれ落ちるもの──「恋の話がしたい」/「薔薇の瞳は爆弾」/「ジュテーム、カフェ・ノワール」/「YES IT’S ME」
第4章
転んでも立ち上がる少女たち──「MO’SOME STING」/「ドントクライ、ガール♥」/「BUTTER!!!」/「サタニック・スイート」/「ひばりの朝」/「運命の女の子」
第5章
女性を取り囲むもの──「Love, Hate, Love.」/「HER」/「ミラーボール・フラッシング・マジック」/「花井沢町公民館便り」/「WHITE NOTE PAD」
第6章
エッセイ漫画の難しさとBLでの挑戦──「裸で外には出られない」/「くうのむところにたべるとこ」/「ストロボスコープ」/「スニップ,スネイル&ドッグテイル」
第7章
恋愛的な愛に限定されないBL──「さんかく窓の外側は夜」
第8章
規範を超えた連帯のあり方──「違国日記」
エピローグ
変わらないテーマとぼーっとする才能──これまでのこと/これからのこと
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『ほんとうのことは誰にも言いたくない』フィルムアート社(6月26日発売予定)