2025年公開予定の「A NEW DAWN」は、土地立ち退きの強制執行が迫る花火工場・帯刀煙火店で育った3人の若者を描く物語。ビジュアルには登場人物たちの大切な場所である帯刀煙火店が収められた。日本画家としての活動を軸に新海誠や片渕須直のアニメーション作品に参加した四宮監督が、家屋と光が作り出す陰影を美しく緻密に描いている。
またカンヌ国際映画祭に合わせて、フランスにて現地時間5月19日に開催されたしたキュレーションプログラム「第77回カンヌ国際映画祭マルシェ・ドゥ・フィルム『Animation Day』アヌシー・アニメーションショーケース」に四宮監督が登壇。「A NEW DAWN」についてプレゼンを行い、「日本画をベースにデジタル技術を用いながら伝統的なマルチプレーンカメラやクレイアニメーションなどを取り入れ、手間のかかるアナログ技術を使い、一軒の消滅に向かう花火工場を描き出します」と制作方法について明かした。さらに制作中の設定画、一部本編素材、監督のインタビューなどで構成された約10分のメイキングムービーも上映された。
「A NEW DAWN(邦題未定)」
2025年公開
スタッフ
原作・脚本・監督:
キャラクターデザイン:うつした(南方研究所)
美術:馬島亮子
音楽:
製作:A NEW DAWN Film Partners
制作:アスミック・エース、スタジオアウトリガー、Miyu Productions
配給:アスミック・エース
関連記事
SHINOMIYA YOSHITOSHI. 四宮義俊/SUIRO @cagerow555
昨日のカンヌでのアニメーションショーケースの内容に触れていただいてます。是非ご覧ください。写真もいろいろ載ってます。 https://t.co/lPygbPjOgt