舞台挨拶には長谷部りの役の
5月10日の公開初日にもテアトル新宿に足を運んでいた佐藤と松居監督。佐藤は「僕らが来ることを知らずに観てくださった方々が、映画を観終わった後にこんな顔をするんだということを知れてうれしかったです」としみじみし、松居監督は「この作品は10年以上やりたいと思って作ってきたので、言葉が思い浮かびません。とにかく『伝われ!』という思いでソワソワしながらエゴサーチばかりしています」と笑いを誘った。
役どころの話題になると、佐藤は「設定上、人と接するのは怖いと思うこともあり……。日によってその不安定さがスクリーンに出ている気がしました」とコメント。これに対し、見上は「手紙を渡す日や、じゅんの家へ迎えに行くときなど、確かに警戒されていると思う日がありました。動物みたいに怯えているときもあって、けっこう落ち込みましたね」と佐藤に影響を受けたと振り返る。
りのの幼なじみ・田中を演じた青木は、「不死身ラヴァーズ」で見上と5回目の共演。見上が「もはや腐れ縁」と言うと、青木は「役柄の関係性とまったく同じ。普段も相談に乗ってあげたりしているから」とジョークを飛ばし、見上から「ないです! そんなこと!」と否定されてしまう。また青木は「ミステリー要素があるので、それを僕が意味深な顔で見るときに、変に重くしてゲームマスターみたいにすべてを知っている人の感じになったらまずいなと思ったけれど、そこは松居監督がうまく調整してくださいました」と感謝した。
澤部は主題歌について「映画のエンディングに流れる曲というと、壮大なバラードがいいのかもしれない。でもこの映画の場合はそれが通用しないと思った。それくらい不思議な映画ということ。いろいろと考えた結果、弾むようなビートながらもメロディーは切ないという曲にたどり着きました」と紹介。その後、主題歌「君はきっとずっと知らない」をギターで弾き語りし、松居監督を「この時代のこの国に生まれてよかった!」と感動させた。
またイベントでは、松居監督から見上にサプライズで手紙が贈られるひと幕も。松居監督が「見上さんがいなかったらこの作品はできていないし、今日この場所に立てていない。今ここにいるお客さんにも会えていなかったはず。見上さんには改めてお礼を伝えたいです。ありがとう!」と読み上げると、見上の目から大粒の涙がこぼれる。見上は涙を拭いながら「もう嫌だ! 今日はメイクをバチバチに決めてきたのに」と泣き笑いすると、佐藤が「男性陣の誰もハンカチを持っていなくてごめん!」と謝り、場内は温かい笑いに包まれた。
最後に見上が締めの挨拶。「この組でこの作品を作れたのが幸せです。映画は観ていただいた人の解釈が生まれることで完成すると思うので、観てくださった1人ひとりの心の中でやっと映画が完成したなと思います。いろな人に届いて、この映画がみんなのパワーになったらうれしいです」とヒットを祈願した。
映画「不死⾝ラヴァーズ」予告編(60秒)
なおナタリーでは「不死身ラヴァーズ」のジャンル横断特集を実施。コミックナタリーではライターのナカニシキュウが「不死身ラヴァーズ」の魅力を紐解くコラムのほか、松居監督からの質問に原作者の高木が答えるQ&Aコーナーを展開している。
関連する特集・インタビュー
映画「不死身ラヴァーズ」
2024年5月10日(金)よりテアトル新宿ほか全国ロードショー
スタッフ
監督:
原作:
脚本:大野敏哉、松居大悟
製作幹事:メ~テレ、ポニーキャニオン
配給:ポニーキャニオン
製作プロダクション:ダブ
キャスト
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고독한별 @AlonestarE
출처: https://t.co/8MVjta2aJJ
실사 영화 '불사신 러버즈'가 2024년 5월 10일에 개봉되었다고 하는데요. 5월 11일에는 도쿄 테아토르 신주쿠에서 개봉 기념 무대 인사가 개최된 모양입니다.
주요 출연배우와 감독, 그리고 배경음악과 주제가를 담당한 사와베 와타루(스커트)가 등단했다고 하네요.