アニメ「鬼人幻燈抄」6月27日に1時間SPで放送開始、鬼役に白熊寛嗣＆近藤唯

アニメ「鬼人幻燈抄」が、6月27日にTOKYO MX、MBS、BSフジで放送開始、初回は1時間スペシャルとなることが明らかに。合わせて追加キャスト、キービジュアルが公開された。

「鬼人幻燈抄」は、170年という途方もない時間を旅する鬼人の物語を描く和風大河ファンタジー。山間の集落・葛野（かどの）の巫女“いつきひめ”の護衛であり、怪異を払いのける鬼切役・甚太が、遥か未来を語る不思議な鬼に出会うところから物語が展開される。

今回追加キャストとして発表されたのは、白熊寛嗣、近藤唯。白熊は甚太と対峙する同化の鬼（どうかのおに）役、近藤は同化の鬼と行動をともにする遠見の鬼女（とおみのきじょ）役を演じる。この発表に伴い、白熊、近藤からはコメントが到着。またキービジュアルは、剣を構える甚太を中心に、甚太の妹・鈴音、“いつきひめ”の白雪、同化の鬼、遠見の鬼女の姿が捉えられた。

中西モトオの小説が原作の「鬼人幻燈抄」。アニメでは監督を相浦和也、シリーズ構成を赤尾でこ、キャラクターデザインを「聖剣伝説 Legend of Mana-The Teardrop Crystal-」の池上たろうが務める。甚太役を八代拓、鈴音役を上田麗奈、白雪役を早見沙織が担当。アニメーション制作は「禍つヴァールハイト -ZUERST-」の横浜アニメーションラボが手がける。

白熊寛嗣（同化の鬼役）コメント

作品の魅力

「悪」とは何なのか。
存在なのか、それとも行為なのか。
人間は何故、刀を振るうのか。
「悪役の中にも正義あり」と常々考えている自分にとって、とても考えさせられる作品です。皆様もぜひ、この世界にどっぷりとハマって下さい。

演じるにあたっての意気込み

鬼という存在が、人間を弱者として見下すのではなく、それぞれの存在を尊重した上で向き合う。桃太郎の赤鬼、にならないよう、理性を持って「鬼」を演じました。

近藤唯（遠見の鬼女役）コメント

作品の魅力

それぞれの想いや決意が絡み合ってどうしようもなくなっていく様に、心がぎゅっと締め付けられ、第一話からその世界観に一気に引き込まれました。それだけ強く心を動かし、引き込んでくれる登場人物たちの想いの描き方が、とても魅力的です。

演じるにあたっての意気込み

170年という長い年月をまたぐ物語の始まりに関わる大事な1人だと思っていますので、演じられて嬉しく思います。彼女には彼女の信念があり、その信念に沿って、己の役割を貫き振る舞う姿は、演じていて楽しかったです。