キングレコードがドラマCDなどの音源配信サービスを春に開始、アニメDL販売も

キングレコードが音声コンテンツに特化した配信サービス「ききがたり」を2024年春にリリースする。併せて同時期にアーカイブアニメのダウンロード販売を行うデジタルセルをスタートすることを発表した。

「ききがたり」はキングレコードがアニメイトとタッグを組んで提供する音声配信サービス。聴くことが難しい状況だったドラマCDなどの音源が、都度課金型で配信される。第1弾として「K」シリーズのドラマCDや、「ヨスガノソラ」の「添い寝CD」、「少年ハリウッド」シリーズのドラマCDを配信。以降もラインナップが追加され、さらにオリジナルコンテンツの展開も予定している。

デジタルセルは有料ダウンロード型の映像配信で、一度購入した作品に試聴期限はなくサービス内であれば無制限に視聴できる。対象サービスはPrime Video、DMM TV、MIRAIL、ビデオマーケット。第1弾は「機動戦艦ナデシコ」シリーズ、「BLUE SEED」シリーズなど90年代アニメの名作を中心に販売する。「奇鋼仙女ロウラン」「流星機ガクセイバー」などこれが初配信となる作品もラインナップされた。

併せてデジタルセルの解禁と、YouTube上でアニソンとの出会いと再会を提供するキングレコードのライブストリーミングプロジェクト「Anileap アニリープ」1周年を記念したリアルイベントが開催決定。3月24日に東京・池袋Club Mixa＆Hall Mixaにて、2部制で開催される。第1部はDJ KATSU（angela）と、トークキャストとして上坂すみれが出演。第2部のゲストにはDJ KATSUと、トークキャストとして福山潤、宮沢龍生（GoRA）が決定した。チケットはいずれも税込3850円で販売される。

3月23日には、東京・東京ビッグサイトで開催される「AnimeJapan 2024」のKING AMUSEMENT CREATIVEブース内ステージにて「ききがたり」のリリースとデジタルセル解禁を記念したイベントを開催。浪川大輔、宮沢が登壇しトークを展開するほか、配信予定の新作の話題にも触れる。