「古道具よろず屋日乗」は、ワケありの品を預かり、憑き物が落ちたら持ち主に返すという奇妙な古道具屋の物語。叔父から店を継いだばかりの冬耶は、半端なことをしては女中のトメにどやされてばかり。子供用の小さなタンスを預かった冬耶は、子供はおもちゃが好きだからと木を削ってだるまを作りタンスに入れてみるがなにも起こらず、「つくってやったのに」と不満を漏らす。それを見ていたトメは「自分の勝手な思いつきを押しつけただけじゃないか」「してやったんだからこっちの言うこときけって言ってんのと同じだよ」と主人の傲慢な態度をいさめる。人の気持ちもワケあり品の「ワケ」もわからない、未熟な主人公の新米主人ぶりを描く。
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鋼鉄サンボ・喪中 @koutetusanbo
学生時代に夢中で読んでいた作家さんが、まだ新作描いてくれてるという感動😃 https://t.co/46RSfQT6mG