新潟アニメ映画祭で「同級生」「サマーゴースト」など上映、loundrawら監督登壇も

「第2回新潟国際アニメーション映画祭」より、「世界の潮流」部門の上映作品およびトークプログラムが発表された。「世界の潮流」部門はアニメーションの“今”を代表する作品を、さまざまな視点から取り上げるもの。今年は“女性スタッフ映画”“新しい制作方法”“新潟から世界へ”といったテーマで展開される。

“女性スタッフ映画”では中村明日美子のマンガを中村章子監督がアニメ化した「同級生」を上映。“新しい制作方法”では「音楽」の岩井澤健治監督が登壇し、現在取り組んでいるプロジェクトやアニメーションとしての映画表現を語る。また「サマーゴースト」の監督を務めたloundrawと、FLAT STUDIO代表の石井龍が「FLAT STUDIOのクリエイティブ」を語るトークプログラムも実施される。

“新潟から世界へ”では新潟に拠点を持つアニメーションスタジオをフィーチャー。Production I.G新潟スタジオが手がけた「銀河英雄伝説 Die Neue These」第8話や、小中和哉監督らのトーク付きで「劇場版 シルバニアファミリー フレアからのおくりもの」が上映される。「世界の潮流」部門ではそのほか「駒田蒸留所へようこそ」「時をかける少女」「JUNK HEAD」「小さなアメリ」など、国内外・新旧問わず多彩な作品がスクリーンで楽しめる。

「第2回新潟国際アニメーション映画祭」は3月15日から20日にかけて新潟市内で開催。長編アニメーションのコンペティションを中心に、国内外の作品の上映やゲストを招いてのトークプログラムが行われる。