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同シリーズは1991年から2003年にかけて100冊が刊行された「わたなべまさこ名作集」をもとに、ジャンルごとに再編集したもの。1巻から10巻までが2023年の4月から6月に、11巻から13巻が2023年12月にリリースされた。
14巻、15巻の表題作「緋の宴」は母の病死や姉の心中など、次々に不幸に見舞われた女性・夕海子が、検察官・奈良本とともに姉の死の真相を探ることにする物語。表題作のほか、14巻には「けものみち」、15巻には「夢たがえ」が同時収録された。16巻の表題作「令嬢ポポラックの哀しみ」では、継母との関係や毎晩のように見る悪夢に悩む少女・ポポラックの一家に連続して起こる事件が描かれる。「令嬢ポポラックの哀しみ」のほか「女の傷」「空の巣」も収められた。
なおコミックナタリーでは「緋の宴」第2話と、「令嬢ポポラックの哀しみ」の冒頭パートを期間限定で無料公開しているので確認してみては。
記事初出時、発売日に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
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