「新選組」は、架空の若き新撰組隊士、深草丘十郎(ふかくさきゅうじゅうろう)と鎌切大作(かまぎりだいさく)を描く物語。父を斬殺された丘十郎は、剣の腕を磨いて仇を討つべく新選組に入隊する。その入隊試験で知り合ったのが、剣の腕がピカイチな期待の新人・大作。2人は熱い友情を育んでいくものの、いつしか時代の波に翻弄され、殺し合わなくてはならない運命となり……。作品が発表された1963年当時は、まだ新選組の隊士たちのキャラクターには固定したイメージがなく、手塚ならではの視点で史実を織り交ぜながら隊士たちの葛藤を描いた作品として、ファンに評価されている。
ドラマの脚本は坪田文、演出は河合勇人が担当。撮影は東映京都撮影所で行われ、斬新な殺陣パフォーマンスや、これまでの時代劇にはない流麗な剣舞を取り入れるという。また丘十郎と大作を取り巻く仲間の1人を演じるメインキャストを、オーディションで選出することも決定。「人生が変わる、シン・時代劇オーディション『真剣 SHINKEN」~新選組への道~』」と銘打ったプロジェクトが放送され、
※記事初出時より、本文を一部変更しました。
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手塚治虫「新選組」ドラマ化、テレビ朝日×東映の“シン・時代劇” オーディションも
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