「VRおじさんの初恋」は、さえない独身中年男性・遠藤直樹と、VRゲーム・トワイライトで出会った天真爛漫な美少女アバター・ホナミを描く物語。自分自身が少女の姿となり、VRの世界で過ごすことが生きがいの直樹は、天真爛漫なホナミに初めての恋をするが、突然ホナミから「もうVRの世界で会うことは出来ない」と別れを告げられてしまう。単行本は全1巻が一迅社から刊行中だ。
併せてキャスト情報、スタッフも発表に。直樹役を
野間口徹(遠藤直樹役)コメント
まずタイトルを見て、5回ほど復唱しました。分かりませんでした。
台本を読み進め、理解していくうちに、直樹という人間に寄り添ってみたくなりました。
現実世界において誰かといることが苦手で、VR空間でも上手く立ち回ることができない。そんな、生きることに不器用なおじさん「直樹」は、もしかしたら今すれ違った人なのかも知れません。
彼と、50歳になったばかりの僕との共通点は、おじさんという一点のみですが、あっちとこっちを行ったり来たりしながら、きちんと直樹に寄り添えるよう、丁寧に演じたいと思っています。
倉沢杏菜(ナオキ役)コメント
今回VRのナオキを演じさせて頂きます倉沢杏菜と申します。
VR・おじさん・初恋この3つのワードが重なる世界は私にとって未知のものでした。しかし、原作を読んでみるとすごく暖かくて人間らしいお話だと感じました。皆それぞれ抱えているものはあるけれど日々を生きていて。そんななか、VR世界の心と心の繋がりを通して変化するナオキを演じることに今は少し緊張していますが、原作のファンの方にも、ドラマで初めて見ていただく方にも心に届く作品にできるように精一杯頑張ります。よろしくお願いいたします。
井桁弘恵(ホナミ役)コメント
仮想空間の中では自分がなりたかった自分になれる、出来なかったことができる。そんなVRの可能性と現実世界とのギャップを人の心に寄り添って丁寧に描かれた作品だと、台本を読んで感じました。
VRの中の人物を演じるのは初めてなのでどう映るのか、どんな風に視聴者の皆様に受け取っていただけるか不安な部分もあります。ただ、VRの世界だからこそ出来る表現やアプローチの可能性にとてもわくわくしています。あくまでも現実世界があっての空間なのでその小さな心の機微や想いに寄り添いながら大事に演じたいと思います。
今までにない作品になると思うので私自身も完成を楽しみに頑張りたいです。
森野マッシュ(脚本)コメント
原作を拝読して、VRの世界が現実と地続きに、この上なく美しく語られていることに衝撃を受けました。
この作品の主人公である直樹は、特別な存在として描かれている訳ではありません。しかし彼の持つ柔らかな諦観や潔さ、その奥に宿る強さはとても魅力的で、素敵です。暴力先生が描かれた、心地よい静けさやあたたかな寂しさを脚本に閉じ込められるよう、精一杯書かせて いただきました。華やかで、ノスタルジックで、現実的で、孤独で。あらゆる要素が混ざり合い、夕暮れのような浮遊感を纏う「VRおじさんの初恋」の世界を、ドラマでもぜひお楽しみくださいませ。
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ドラマ化🎉どんな映像になるのか、楽しみです!
漫画『VRおじさんの初恋』は、暴力とも子 @violencetomokoさんのnoteでも読めます↓
VRおじさんの初恋 その1|https://t.co/qsV9jHlunE https://t.co/Cua2u8t1MB