エントランスには描き下ろしの原画展キービジュアルと草凪からの来場者へのメッセージを展示。続いてメインキャラクターたちの大きな紹介パネルや作中の出来事を時系列に記載した年表、「暁のヨナ」の舞台となる大陸の地図ジオラマが設置されており、原画展に本格的に入る前にこれまでの物語を振り返ることができる。
その後、原画やカラーイラストの展示コーナーが続く。展示は物語の時系列順、かつ章ごとに区切られており、章を紹介した動画が再生されているほか、ところどころに草凪による一言コメントを記載したパネルが掲示された。イベント主催者によると、草凪は原画の選定のみならず、章ごとの壁面の色から内装、原画の額縁までほぼすべてに監修として関わっているとのこと。会場内に展示された提灯なども原作に忠実に再現されており、草凪のこだわりが光る原画展に仕上がっていた。
会場の中央にはクラウドファンディングで制作されたメインキャラクターたちの等身大立像が登場。ヨナ、ハク、スウォン、ユン、キジャ、シンア、ジェハ、ゼノが、各々の衣装を身に着けた状態で立体化された。立体像は各展示ゾーンからも格子越しに垣間見ることができる。なおクラウドファンディングは達成率389%を達成したとのことで、立像のほか各章における印象的なサブキャラクターたちもアクリルスタンド化。全17キャラクターがアクリルスタンド化され、うち15キャラは草凪の描き下ろしイラストが使用された。
フォトスポットも充実している。「火の部族篇」ではヨナたちがたびたび行う野営、「水の部族編」ではヨナとリリが水辺を眺めているカラーイラスト、「ヨンヒ手記編」では緋龍王の廟、単行本の表紙にもなっているスウォンの執務室の窓を模したフォトスポットが用意された。それぞれ腰掛けることも可能なため、来場者は作中のシーンを再現してみては。
その後アニメのBlu-rayやDVDのジャケット、SNSに投稿したカラーイラストなどのギャラリーへ。同ゾーンにはクラウドファンディングによって作られたプッキューの森を再現したジオラマも展示されている。水に浸かりリラックスした表情を浮かべたり、どんぐりを食べたりするプッキューの姿がジオラマ化された。最後に草凪がこれまで手がけてきた作品のカラーイラストや普段使用している画材を展示。カラーイラストは、草凪のデビュー作「よいこの心得」や「夢幻スパイラル」「NGライフ」などの作品がラインナップされた。
原画展は明日12月22日から2024年1月9日まで開催。チケット前売り券は本日12月21日いっぱい、ローソンチケットやLoppiで受け付けている。
「草凪みずほ画業20周年記念 暁のヨナ大原画展」
会期:2023年12月22日(金)~2024年1月9日(火)
会場:東京都 池袋サンシャインシティ 文化会館ビル2階 展示ホールD
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草凪みずほ @KusanagiMizuho
記事ありがとうございます🙏監修といっても展示物のお写真見てOK出したり、壁のカラーイメージをお伝えしたくらいなので…内装や額縁などはお任せしました。額縁素敵でした💓
全てスタッフ様が時間をかけて作り上げて下さいました。本当にありがとうございます! https://t.co/6nLeylxD6e