アニメ「コードギアス」シリーズの主人公・ルルーシュの誕生日を記念したイベント「『コードギアス 反逆のルルーシュ』ルルーシュお誕生日上映会」と「コードギアス」シリーズの新作アニメの制作発表会が、本日12月18日に東京・新宿バルト9で開催された。
「コードギアス」シリーズでは、毎年の恒例となっているルルーシュの誕生日を祝うイベント。「15周年 コードギアス 反逆のルルーシュ」STAGE6と「15周年 コードギアス 反逆のルルーシュ R2」TURN5が上映されたのち、ルルーシュ役の
そして「コードギアス」シリーズの新作アニメ「コードギアス 奪還のゼット」の制作発表会へ突入。舞台に
続けて大橋監督は「今日来る前に過去の資料を見返していたら、CLAMPさんに(キャラクター原案を)描いてもらった日付が2015年でした(笑)」と、今日の発表までに長い年月が過ぎたことを明かす。さらに「なんで今なんだろうと考えていましたが、この内容を正しく伝えるのは今がベストなんじゃないかなと思うようになってます」と、同作に込めたさまざまな思いを見てほしいと述べる。また土屋プロデューサーは「『コードギアス』の新作は簡単に作れない。練りに練ってこれぞというものになっていると思います。もうちょっとで完成というところまで来ているので、お届けできる日を楽しみにしてます」と自信を覗かせた。
そしてスクリーンで「コードギアス 奪還のロゼ」の特報映像を上映したのち、同作の新たな主人公であるロゼ役の
MCから改めて紹介を受けたのち、まずは天崎が主人公を演じることについて「『コードギアス』は高校生の頃に観てまして。人生をむちゃくちゃされたというか(笑)、いろんな意味で僕の人生に深く刻まれている作品。新作に出演させていただけることが光栄です」と熱い思いを語る。しかし今回の制作発表会にかなり緊張していた様子で、「(今日)古川くんいなかったらどうなってしまうかと……」と古川にすがり、古川から「落ち着いて」と慰められる場面も。一方の古川も「コードギアス」に対して思い入れがあるようで「僕も同じ気持ちです。この15年、積み重なってきたギアスサーガで、こういった役どころを任せてもらえると思ってもいなかった」とコメント。さらに特報映像にも登場した、アッシュの搭乗する新型ナイトメアフレーム・Zi-アポロについて触れ「このアポロさんに乗っちゃうんですよ。うれしい。本当にうれしい。夢のマイナイトメア」と顔をほころばせた。
また特報で明らかになったオープニング主題歌「Running In My Head」を手がける、
さらにステージでは、今回の上映イベント限定となるスペシャルPVもお披露目。今後、どこにも公開されないというこのPVを見た福山は「元関係者として言わせてもらいますけど、超面白いね。先ほどの特報は疾走感のあるお仕事もののような雰囲気もあったのに、こっちは不穏になってるね?」と天崎、古川に問いかけるも2人は「何も言えません」「何も言うなと言われてます」と口をつぐむ。すると福山は「ギアスマークが出てたけど、ギアスの使い手がいる?」「アッシュはナイトメア乗ってるんですよね? ロゼは?」と質問を投げかけるも、2人は「お答えすることができない」とカンペをわざとらしく読み上げ、観客を笑わせた。
最後の挨拶で、古川は「僕と天崎くんは制作途中の映像を観させていただきました。リアルタイムでアニメに触れたワクワク感が映像、音楽、演出から伝わってくる出来上がり」と強い手応えを感じたと明かす。続く天崎も「僕と同じように『コードギアス』シリーズが大好きでずっと愛してくださる皆さんも、ここから『コードギアス』シリーズに触れる方もいると思います。僕の人生に強く刻み込まれているように、新しく『奪還のロゼ』を観ていただいた方々の人生に影響を与えるようなものにできれば」と自信を覗かせた。そして福山が「時を経て、新しい人たちにお届けする新シリーズがどのように心を打つのか、一視聴者として見届けたい。作品が受け継がれていく喜びとともに、愛されるコンテンツになっていくことを願ってます」と語り、イベントを締め括った。
「コードギアス 奪還のロゼ」特報映像
関連記事
菊池健 - MANGA総研 @t_kikuchi
【イベントレポート】コードギアス新作発表会に天崎滉平&古川慎、福山潤が問い詰めるも「何も言えません」 https://t.co/zxC9d5n2ex