4月から全11話で放送され、第2期も制作決定している「【推しの子】」。イベントの序盤ではアイ役の高橋、アクア役の大塚、ルビー役の伊駒、有馬かな役の潘、黒川あかね役の石見、MEMちょ役の大久保、ゴロー役の伊東による朗読劇をお届け。劇伴を手がけた伊賀拓郎のピアノ演奏に乗せ、第1期の印象的なシーンが再現されていく。高橋は、ストーカーに刺されたアイがルビーとアクアの未来を思いながら2人に「愛してる」と語りかける第1話のシーンを熱演。潘は、天才子役・かなが重曹をレロレロと舐めるシーンをコミカルに、かな主演のドラマ「今日は甘口で」での名シーンを臨場感たっぷりに演じ、観客を惹き込む。
石見は、恋愛リアリティショー番組「今からガチ恋♡始めます」で、アイになりきるため彼女をプロファイリングするあかねと、あかねがアクアの前でアイになりきった瞬間を見事に表現した。年齢のサバを読み、「今からガチ恋♡始めます」に参加していたMEMちょ。そんな彼女がアイドルになりたかったという自身の夢を語り、ルビーが新生B小町として歓迎する場面では、大久保と伊駒が息ぴったりの掛け合いを見せ、観客を魅了した。新生B小町のライブシーンでサイリウムを振るアクアを前に、かなが「あんたの推しの子になってやる」と宣言するシーンでは、潘が力強く演じ切った。
トークコーナーを挟み、「お仕事シュミレーション YouTube用の動画を撮影せよ!」のコーナーを展開。用意された箱からお題が書かれたカードを引き、どんな企画にチャレンジするかを決めていく。トップバッターを飾ったのは高橋。お題「衣装の推しポイントを1分間で紹介してみた」を引き当てると、自身が着用している衣装のフリル、ベルト、横槍が描いたといううさぎのヘアクリップ、靴について熱く語った。お題「ムーンウォークにチャレンジしてみた」を引いた大塚は、途中から靴を脱いでムーンウォークを披露。お題「1分間で感謝祭のステージを紹介してみた」を引いた伊駒は、ステージセットに飾られたいちご、リボン、階段のライティングについてプレゼンをする。
「私のモーニングルーティン」というお題が与えられた潘は、突如ステージに横たわり、朝起きてから洗顔・歯磨きをし、朝食を食べているところなどを次々と表現。石見のお題「下手な演技をしてみた」では、潘、伊東とともに、「今日は甘口で」の鳴嶋メルトを感じさせる演技で、寸劇を繰り広げた。ラスト、大久保が引いたのは「誰にも話していない『【推しの子】』の裏話」というお題。ライブで着る衣装について、本来着用するはずだったショートパンツが短すぎるあまり、タイツに変更された旨を打ち明けた。
続くライブコーナーでは、YOASOBIによるオープニング主題歌「アイドル」を高橋がカバー。赤一色に染まった会場を前に堂々としたステージを見せ、観客を釘付けにする。メドレーでは、潘が第9話「B小町」の挿入歌「Full moon…!」をしっとりと歌唱。その後YouTubeの生配信番組「『苺プロダクション給湯室』ファン感謝祭 出張版」に出演していた斉藤ミヤコ役の
再びステージに登場した高橋は、アイのキャラクターソング「HEART's♡KISS」を初歌唱。コール&レスポンスで観客を惹き付ける。伊駒、潘、大久保による新生B小町の3人は、第11話「アイドル」のライブ時に着ていた衣装を身にまとって現れ、第11話の挿入歌「STAR☆T☆RAIN」を歌い上げた。そこに高橋も加わり、同じく第11話の挿入歌「サインはB」を4人の歌声で届けると、会場の熱気は最高潮となり、絶えずかけ声が響き渡った。
終盤には、「【推しの子】」第2期のティザービジュアルおよびティザービジュアル公開記念映像を公開。併せて第2期が2024年に放送されることが伝えられると、観客は期待に胸を膨らませ、イベントは大盛況の中、幕を閉じた。なお「苺プロダクション☆ファン感謝祭2023」の昼夜2公演は、Streaming+で12月3日21時まで、ABEMAで12月3日23時59分まで、それぞれ見逃し配信が行われる。
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「【推しの子】」高橋李依らが朗読劇で第1期を振り返り アイとB小町で「サインはB」
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