「エヴァンゲリオン」山口県にロンギヌスの槍、「『あんたバカァ？』あんバタァおはぎ」も

「エヴァンゲリオン」と山口県宇部市がコラボしたイベント「まちじゅうエヴァンゲリオン第3弾」が2024年1月8日まで開催されている。

山口県宇部市は「エヴァンゲリオン」総監督・庵野秀明の出身地。「まちじゅうエヴァンゲリオン」は「シン・エヴァンゲリオン劇場版」に山口・宇部新川駅が登場したことをきっかけに「エヴァンゲリオン」の世界観を楽しめるイベントとして2021年にスタートした。

3回目となるイベントの開催を記念して、ときわ公園には全長7m超の日本最大となる「ロンギヌスの槍」が出現。制作は宇部市で製鋼品、鋳造品の製造・販売を行う企業・宇部スチールが担当した。宇部スチールのYouTubeチャンネルでは、「ロンギヌスの槍」の制作風景を見ることができる。

宇部市の観光スポットでは三石琴乃演じる葛城ミサトのオリジナルボイスが期間限定で聴ける「ミサトのまちじゅうボイスAR」を展開。イベント公式サイトからAR読込カメラを起動し、対象のスポットを読み込むとミサトが観光地を紹介してくれる。観光地は山口宇部空港の初号機立像、JR宇部新川駅の待合室、ときわ公園のロンギヌスの槍、ときわ公園内ときわミュージアムの世界を旅する植物館入口、永山本家酒造場、市街地彫刻「SEED」、渡辺翁記念会館、琴崎八幡宮、JR宇部駅が対象となる。

市内38の飲食店がコラボメニューを提供する「まちじゅうエヴァグルメフェア第3弾」も開催。「『あんたバカァ？』あんバタァおはぎ」「使徒あんみつ～食べるなら早くしろ、でなければ帰れ～」といったメニューが登場し、注文すると店ごとにデザインの異なるコースターが手に入る。飲食店以外にも、地元企業によるコラボ商品が多数販売される。

イベント期間中はエヴァンゲリオン初号機のカラーで彩られた期間限定コラボバスラッピングが登場する。そのほか、JR宇部線・JR小野田線の沿線にあるスポットを専用のアプリを使って巡るスマホスタンプラリーも開催。さらに宇部空港では、期間限定のポップアップショップも登場する空港ジャックが行われている。