「舞台『言の葉の庭~The Garden of Words~』」は、イギリスと日本で異なる2つのカンパニーがそれぞれ制作する英日連携企画。演出はロンドン公演・東京公演ともにイギリスの演出家
8月10日より上演されているロンドン公演の舞台写真と、アレクサンドラ・ラターからのコメントも到着。アレクサンドラ・ラターは「9年前に作品のアイディアを抱いてから、こうしてやっと結実した舞台を見て本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と舞台化実現への喜びを語るとともに、「この作品を東京に持ち帰り、素晴らしい才能を持つ日本のキャスト・クリエーターたちと取り組めることに興奮と新たな希望でいっぱいですし、日本人キャストがロンドン公演をどのように受け止め、チームとして日本のお客様のためにどのように作品を進化させていくか期待しています」と11月9日に開幕する東京公演への期待も伝えた。
2013年に公開された「言の葉の庭」は、梅雨の季節に日本庭園で出会った、靴職人を目指す少年と“歩き方”を忘れた女性を描いた作品。シュトゥットガルト国際アニメーション映画祭で長編アニメーション部門のグランプリを受賞するなど、国内外で話題を集めた。
アレクサンドラ・ラター(演出)コメント
ロンドンにて、舞台「The Garden of Words」の世界初演を開幕できたこと、そして日本からのチームをPark Theatreにお迎えできたことはとても光栄なことでした。
9年前に作品のアイディアを抱いてから、こうしてやっと結実した舞台を見て本当に感謝の気持ちでいっぱいです。そして、英日2人の孝雄が一緒にいる姿を見るのはとても特別で、2人がすごく仲良くなっている様子は嬉しいものでした!
ロンドン公演のキャストのうち、秋月孝雄役のHiroki Berrecloth、相沢祥子役のShoko Itoの2人は今作が初のストレイトプレイへの出演でした。そんな2人をキャスティングできたこと、そして2人が舞台で輝く姿に喜びと興奮を覚えました。
この10年、多くの時間を東京で暮らし仕事をしてきた私にとって、日本・イギリス系東アジア・イギリスの最高の才能たちと共にこのようなかたちでロンドンに戻ってこれたことは、この上ない喜びでした。コラボレーション精神と才能に溢れたチームと共に創作できたことは本当に恵まれており、その中には当初公演を予定していた2020年から一緒に歩んできた仲間もいました。この公演がパンデミックを乗り越えて実現したことは名誉なことであり、ますます力強いものになっていくことを楽しみにしています。
そしてこの作品を東京に持ち帰り、素晴らしい才能を持つ日本のキャスト・クリエーターたちと取り組めることに興奮と新たな希望でいっぱいですし、日本人キャストがロンドン公演をどのように受け止め、チームとして日本のお客様のためにどのように作品を進化させていくか期待しています。ロンドン公演を経て、脚本もさらに調整し、ケイラ・テオドロによるパペットやKENNYの素晴らしい映像といったロンドン公演からの要素を取り入れて、それを大きな舞台で実現させることが楽しみでなりません。劇場で皆さまにお会いし、この特別なプロジェクトを共有できることをとても楽しみにしています。
舞台「言の葉の庭~The Garden of Words~」秋月孝雄役 岡宮来夢コメント
舞台「言の葉の庭~The Garden of Words~」雪野由香里役 谷村美月コメント
「舞台『言の葉の庭~The Garden of Words~』」
原作:劇場アニメーション「
演出:
ロンドン公演
時期:2023年8月10日(木)~9月9日(土)
会場:イギリス パーク シアター
東京公演
時期:2023年11月9日(木)~19日(日)
会場:東京都 品川プリンスホテル ステラボール
出演:
※山崎紫生の崎は立つ崎が正式表記。
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ティグレ @Masked_Tigre
舞台「言の葉の庭」東京公演のメインビジュアル、雨の庭園に孝雄と百香里が佇む(コメントあり / 動画あり) https://t.co/RkpDGQhpOi