展覧会「金曜ロードショーとジブリ展」が、明日6月29日から9月24日まで東京・天王洲の寺田倉庫にて開催される。開幕に先がけ、本日6月28日に開催された開会セレモニーとプレス内覧会の様子をレポートする。
「金曜ロードショー」のこれまでの歴史を辿りながら、スタジオジブリ作品の魅力を紹介する「金曜ロードショーとジブリ展」。開会セレモニーにはスタジオジブリ代表取締役プロデューサーの
セレモニーでは7月14日公開の「
「金曜ロードショーとジブリ展」の会場で来場者を迎えるオープニングムービーは、「金曜ロードショー」で流れた「フライデーおじさん」の映像から始まる。その後、鈴木が自身と宮崎との出会いや一緒に仕事をするようになるまでのエピソード、「金曜ロードショー」がスタジオジブリの認知拡大にいかに貢献したかを語るインタビューが上映された。
映像が終了すると、「金曜ロードショー」とスタジオジブリの歴史を当時の時代背景とともにたどるエリアへの扉が開く。「金曜ロードショー」が開始され、スタジオジブリが設立された1985年から現在までの振り返りができるエリアで、作品の紹介パネルが絵コンテ、当時のニュース、流行した商品などとともに並んだ。ほぼすべての作品の絵コンテが展示されており、場面の構成やセリフ、演出などが細かく書き込まれている様子が確認できる。
会場の2階には、作品のポスターの中に入って撮影できるフォトスポットが設けられた。「魔女の宅急便」「
次のエリアには2018年から2019年に開催された「ジブリの大博覧会」富山展のために制作された巨大な「ジブリの幻燈楼」を展示。東京では初展示となる「ジブリの幻燈楼」は、ガラスの造形物に強い光を当てて投影する“幻燈”で、走るネコバス、箒で飛ぶキキ、歩く
順路は「フライデーおじさん」やスタジオジブリ作品のグッズが並ぶ物販エリアへ続き、物販エリアを出ると暗い通路が現れる。通路を抜けると「
「金曜ロードショーとジブリ展」は、東京での会期終了後、10月7日から2024年1月28日まで富山・富山県美術館で開催される。また、来春以降は全国への巡回が予定されている。
※宮崎駿の崎はたつさきが正式表記。
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