イタリアのマンガ家、マヌエレ・フィオールによる作品「秒速5000km」の邦訳版が本日5月31日にマガジンハウスから発売された。フィオールのマンガ作品が邦訳されるのは初となり、フィオールのイラストを小説「クリスマスを探偵と」の挿絵に起用していた作家・伊坂幸太郎が帯に推薦文を寄せている。
「秒速5000km」は、イタリアの小さな地方都市で出会った男女の人生と恋の物語。真面目でうぶな少年・ピエロと、その友人でやんちゃな女好きのニコラは、母と2人で町に越してきた少女・ルチアと知り合う。ルチアはピエロと恋人関係になるが、彼と離れることを決めてノルウェーへと留学。考古学の博士になりエジプトで調査をするピエロは、ルチアやニコラとイタリアにいた頃の夢を見る。巻末には、翻訳者・栗原俊秀による解説「フィオールに魅せられて―文学、美術、建築 が綾なすフメッティの世界―」が収録。
なお同作の編集は、自身もマンガ家で「電話・睡眠・音楽」「アントロポセンの犬泥棒
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マヌエレ・フィオール「秒速5000km」邦訳版、編集者・川勝徳重のトークショーも https://t.co/BOY0e5MBtN