アニメ「ULTRAMAN」メインPVでULTRAMANが荒れ果てた街に佇む、OPにはMIYAVI参加

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清水栄一×下口智裕原作によるアニメ「『ULTRAMAN』FINALシーズン」のメインPVが公開された。

アニメ「『ULTRAMAN』FINALシーズン」メインPVより。

アニメ「『ULTRAMAN』FINALシーズン」メインPVより。

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巨大なゼットン

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PVの冒頭には、一面炎に包まれ荒れ果てた街の中に一人佇むULTRAMANが登場。「ウルトラマン信仰を殺すこと」「厄災となったウルトラマン」といったセリフが、不穏な雰囲気を漂わせ、ULTRAMANがまるで悪に染まってしまったかのように映し出される。さらに「ウルトラマンの呪い」「進次郎くんの奥底に宿る本当の力」と物語の展開を匂わせるセリフが続くほか、巨大なゼットン、無重力弾を想起させるミサイルを構える嵐大介、「そこまで地球人が好きになってしまったのだよ」と話すベムラーなど特撮ドラマ「ウルトラマン」を彷彿とさせる映像も収められた。

アニメ「『ULTRAMAN』FINALシーズン」メインPVより。

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また前シーズンでオープニング主題歌を担当したNOILIONの続投も決定。今作ではMIYAVIとタッグを組んだ「RAYS」がオープニングを彩る。エンディング主題歌「AVIATION」を歌唱するのは、シリーズを通して楽曲を提供してきたVoid_Chords feat. Ryohei&Foggy-D。主題歌担当の2組からはコメントも到着した。

アニメ「『ULTRAMAN』FINALシーズン」メインPVより。

アニメ「『ULTRAMAN』FINALシーズン」メインPVより。[拡大]

5月11日に迫った配信開始を前に監督を務める神山健治荒牧伸志からのコメントも公開に。神山は「明確な最終回を作ることがなかなか出来なくなってきている時代に、このような形でしっかりとシリーズを終わらせることが出来たのは、貴重な体験だったと感じています」とコメントしつつ、「ULTRAMAN」シリーズとの別れを惜しみ、荒牧は「ウルトラマンという50年以上の歴史を持つビッグタイトルの原点から、ある意味直結するストーリーを紡げる幸福を感じながら、見ていただく皆さんに最高に楽しんでもらうべく、物語の展開とともに熱量が上がってゆくヒーローの姿を真正面から描くことを目指しました」と今作に込めた熱意を話している。

神山健治(監督)コメント

いよいよFINALシーズンです。長く付き合ってきた「ULTRAMAN」シリーズに、このシーズンで区切りをつけることが、作り手として楽しみであり、同時に寂しくもあります。明確な最終回を作ることがなかなか出来なくなってきている時代に、このような形でしっかりとシリーズを終わらせることが出来たのは、貴重な体験だったと感じています。前のシーズンからご覧になって下さっている方も、このシーズンから初めて「ULTRAMAN」をご覧になる方も、それぞれの楽しみ方でご覧になれますので、ぜひ繰り返し何度でもご視聴下さい!

荒牧伸志(監督)コメント

シーズン1を令和元年にリリースし(あのときはシーズン2があるなんて考えていませんでしたが)、続けてシーズン2を作らせていただいて、今回がシーズン3で、しかもFINALである、という話を聞いて最初に思ったのは、「ひとかけらのアイデア、一滴の努力の出し惜しみもせず、スタッフ、キャストのすべての力を注ぎ込んだ、これまでの集大成になるような終わりにしたい」ということでした。ウルトラマンという50年以上の歴史を持つビッグタイトルの原点から、ある意味直結するストーリーを紡げる幸福を感じながら、見ていただく皆さんに最高に楽しんでもらうべく、物語の展開とともに熱量が上がってゆくヒーローの姿を真正面から描くことを目指しました。是非最後までお楽しみください。

NOILIONコメント

NOILION

NOILION[拡大]

遂に公開されるULTRAMAN FINALシーズン! 今回はなんと…!! アーティストとして大先輩であるMIYAVIさんと共にNOILIONが前作に続きOP主題歌を担当させていただいたことを大変光栄に思います。
世界の命運を背負いながら、苦難と葛藤に立ち向かい進む進次郎の姿。幾多の運命が交差し、時にぶつかりながらも重なり合い進んでいく物語。
作品から溢れ出るメッセージに大きなインスピレーションを受け全ての音と言葉に熱とリスペクトを込めて楽曲「RAYS」を制作いたしました。
現代を生きる人々へ、ULTRAMAN FINALシーズンが未来への"光"となることを心から願っています。

MIYAVIコメント

MIYAVI

MIYAVI[拡大]

「日本のヒーローが、世界を救う」

これだけで、日本人として、心躍るではありませんか。

いよいよファイナルシーズン、

物語はどうなっていくのか

世界は、そして進次郎くんは、どうなってしまうのか

こちらもドキドキワクワクしながら

NOILIONとの楽曲「RAYS」と共に

駆け抜けていきたいと思います。

シュワッチ

高橋諒(Void_Chords)コメント

高橋諒(Void_Chords)

高橋諒(Void_Chords)[拡大]

ついにFINALを迎えるULTRAMAN、引き続きEDテーマを担当させて頂きました。

世界の存亡を賭けた死闘の中、非常に人間らしい屈託と、同時に自らの双肩にかかる未来と可能性をまっすぐに見つめ続ける進次郎達の”ヒーロー”と冠するに相応しいまなざし、生き方そのものへ、そしてその姿を最大限の技術と、人間への讃歌と、エンターテインメイントに溢れた体験として描き切るこの物語に対して。

最大限のリスペクトを込めて、テーマ曲としてどこまでもクラシックで、どこまでも先進的なサウンドを以て、そして彼らの世界に見るその先の未来を想像したとき、私たちが受け取るべき言葉とは何か、というメッセージを以て、応答したいと思います。

本曲とともに、高く大地を蹴って、結末に、あるいはその先の未来に旅立てれば幸いです。

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この記事の画像・動画(全13件)

アニメ「『ULTRAMAN』FINALシーズン」

Netflix:2023年5月11日(木)

スタッフ

原作:円谷プロダクション、清水栄一×下口智裕(「コミプレ/ヒーローズ」)
監督:神山健治×荒牧伸志
音楽:戸田信子×陣内一真
制作:Production I.G×SOLA DIGITAL ARTS

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(c)円谷プロ (c)Eiichi Shimizu,Tomohiro Shimoguchi (c)ULTRAMAN製作委員会3

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