「バーテンダー」は2004年から2012年にかけて、スーパージャンプとグランドジャンプ(ともに集英社)で連載された作品。「神のグラス」と称される若き天才バーテンダー・佐々倉溜が、彼の働く銀座のバーに訪れるさまざまな事情や生き様を抱える人々と出会い、彼らに提供する一杯でときには人生を変え、ときには彼らの心を少しだけ慰めていく。2006年には一度TVアニメ化を果たしており、2011年からは相葉雅紀主演でドラマも放送。昨年10月に今回のアニメ化企画始動が伝えられていた。
「バーテンダー 神のグラス」ではアニメーション制作をリーベルが担当。監督を「異世界のんびり農家」などで知られる倉谷涼一、シリーズ構成を「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~」などに参加した國澤真理子、キャラクターデザイン・総作画監督を「天空侵犯」「GANGSTA.」の植田羊一が務める。さらに、100年以上にわたり洋酒文化創造に取り組んできたサントリーが制作協力として参画。作中に登場する酒についての監修を担当するだけでなく、各種コラボで作品を盛り上げる。
監督の倉谷は「アニメを見ていただく視聴者のみなさまに、飲んでみたい、バーにいってみたいと思ってもらえるよう頑張ります」と意気込みをコメント。國澤は「バーテンダーとバーを訪れる人が織りなす、甘さの中にも時に辛く、時に苦く、そして後味はスッキリとしたカクテルのような物語。大人も楽しめる作品なので、お酒を片手にご覧いただければ幸いです」とメッセージを寄せる。植田は原作を未読だったことを明かしながら、「元々、静かなbarで、バーテンダーさんの蘊蓄を聴きながら飲むのが好きだったので、初めて原作を読ませていただいて、コレは僕に向いてるかも…と思って引き受けた次第です」と今回の依頼を受けた経緯を伝えた。
またティザービジュアルと佐々倉のキャラクターデザインも到着。ティザービジュアルでは、佐々倉がミキシンググラスからカクテルグラスにカクテルを注ぐバーでの一幕が描かれた。公開された佐々倉のデザインについて植田は「シンプルに影も少なく、今風に、をコンセプトにデザインさせていただきました」と意図を明かし、「原作の表情も拾いつつ、イメージは崩さないように気をつけたつもりです。新しく動く佐々倉を楽しみにして下さいませ!」とコメントを寄せた。
倉谷涼一(監督)コメント
街の喧騒を隔てたバーの扉の向こう、バーテンダーとバーを訪れるお客様の人間模様のお話です。アニメを見ていただく視聴者のみなさまに、飲んでみたい、バーにいってみたいと思ってもらえるよう頑張ります。
國澤真理子(シリーズ構成)コメント
レシピは同じでも作る人によって味が違う。
それこそがバーテンダーの腕の見せ所です。
そんなバーテンダーとバーを訪れる人が織りなす、甘さの中にも時に辛く、時に苦く、そして後味はスッキリとしたカクテルのような物語。
大人も楽しめる作品なので、お酒を片手にご覧いただければ幸いです。
植田羊一(キャラクターデザイン・総作画監督)コメント
今回、キャラクターデザインを担当させていただきます。
植田羊一です。
この作品については、実は原作もアニメやドラマも知らないところからお話をいただきました。
元々、静かなbarで、バーテンダーさんの蘊蓄を聴きながら飲むのが好きだったので、初めて原作を読ませていただいて、コレは僕に向いてるかも…と思って引き受けた次第です。
佐々倉溜のデザインについて
主人公の佐々倉溜については今回、シンプルに影も少なく、今風に、をコンセプトにデザインさせていただきました。
とはいえ、原作の表情も拾いつつ、イメージは崩さないように気をつけたつもりです。
新しく動く佐々倉を楽しみにして下さいませ!
TVアニメ「バーテンダー 神のグラス」
2024年4月放送
スタッフ
原作:
監督:倉谷涼一
シリーズ構成:國澤真理子
キャラクターデザイン・総作画監督:植田羊一
アニメーション制作:リーベル
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