今回の展覧会では、主人公・すずめが住む九州から始まり、四国、関西、東京、東北と歩んだ彼女の旅の足跡を辿りながら、映画「すずめの戸締まり」の世界観を堪能できる。会場内では絵コンテ、閉じ師の古文書といった制作資料を展示。映像とともに、「すずめの戸締まり」の制作フロー、"新海カラー"を実現した「撮出し」、「すずめの戸締まり」での3DCGの活用について紹介している。また劇中に登場する要石やスマートフォン、ヘルメットとみかん箱、スナック「はぁばぁ」の看板などの造形物が、すずめの旅の形跡に合わせて設置された。さらに常世など、印象的なシーンの演出も楽しめる。
開催に先がけ、「すずめの戸締まり」展を鑑賞した原は「原画だったり、絵コンテだったり、私も見たことがないようなものがたくさん展示されていて、細かいところまで作り込まれていて。ここでしか見られないものがたくさん見られて、すごく楽しかったです」と感想を述べる。またイチ押しのスポットを尋ねられると、「椅子の草太さんが刺さっている黒い丘のフォトスポットがあるんですけど、あそこは映画でも感動的なシーンなので、ぜひ皆さん、記念に写真を撮っていただければと思います」と語った。
作品にちなみ、旅してみたい場所について質問が及ぶと、原は「九州に行きたいです」とコメント。その理由について「家族旅行で大分のほうに行ったんですけど、次の日お仕事があって、着いてすぐに帰るという残念な記憶があるので、もう1回温泉にリベンジしたいですね。聖地巡礼もできたらいいな」と答えた。
続いて原の前に、「すずめの戸締まり」展で販売されるオリジナルグッズが数点並べられる。その中で気になる商品を聞かれた原は、一目惚れしたという「ダイジンヘアバンド」を手に取り、「かわいい。誰でもダイジンになれますし、毎日洗顔のときに使うものなのでこれは絶対に欲しいですね」と笑顔を見せた。さらにMCから、原がグッズ売り場にある「草太シャツ」「芹澤シャツ」を目にして、うれしい悲鳴を上げていたというこぼれ話も。原は照れながら、「やっぱり推しの彼シャツをしたい人っていっぱいいると思うので。需要をわかってらっしゃる商品だなって思いました」と返した。
最後に原は、「すずめの戸締まり」展を楽しみにしているファンへ向け、「貴重な資料がたくさん見られますし、本当に『すずめの戸締まり』をより深く知ることができる展覧会だと思います。たくさんの人に来ていただいて、作品を愛してもらえれば」とアピールした。新海誠監督作品「すずめの戸締まり」展は、東京での開催を終えたのち、北海道、大阪、石川、福岡と全国巡回する。
新海誠監督作品「すずめの戸締まり」展
期間:2023年4月19日(水)~5月8日(月)
時間:10:00~20:00 ※4月23日(日)、5月7日(日)は19:30まで。※入場は閉場の30分前まで、最終日は17:00閉場。
会場:東京都 松屋銀座8階イベントスクエア
料金:前売り券一般1100円、高校生700円、中学生500円、小学生400円、当日券一般1300円、高校生900円、中学生700円、小学生500円
期間:2023年5月26日(金)~6月18日(日)
会場:北海道 サッポロファクトリー
期間:2023年6月22日(木)~7月16日(日)
会場:大阪府 大丸梅田店
期間:2023年7月20日(木)~8月20日(日)
会場:石川県 金沢エムザ
期間:2023年9月8日(金)~10月1日(日)
会場:福岡県 福岡三越
ほか
関連記事
新海誠のほかの記事
リンク
ニゴリン @ お得に旅を楽しむ @Nigorin9
行かなきゃ!!ヽ(゚Д゚)ノ https://t.co/ltJdZsRdSn