かつて起こった“長平の戦い”に敗れ、投降した兵40万人を生き埋めにされたことにより、秦国へすさまじい恨みを持っている趙国。周到な軍略を駆使し王騎を執拗に追う趙軍の総大将・趙荘(ちょうそう)を山本、巧みな軍略と優れた知略で秦軍を追い込む副将・馮忌(ふうき)を片岡が、先の戦いで生き埋めにされながらも自らの力で生き抜き、秦国を根絶やしにしようとする副将・万極(まんごく)を山田が演じる。
山田は「選んでくださった方に対して僕ですか?と思うと同時に、凄いなと思いました。僕の中にもある闇、嫉妬深さ、怨み深さを見抜いてくれたわけですから」と述べ、「怨み、辛み、悲しみ、怒り、苦しみという名の剣を、ギザギザにひん曲がったあの剣を振るいたいと思います」と意気込む。原作ファンである片岡は「一作目を拝見し、そのスケールの大きさと作り手の熱量に、世の中の盛り上がりに興奮し、絶対に『キングダム』の世界に入りたいと思いを強くしました。ついに、その夢が叶います」と出演を喜んだ。山本は「僕はキングダム初参加でしたが、まるで漫画から飛び出してきたようなキャスト陣の再現度には驚きました」と語り、見どころとして「兜で見えずらいですが、ぜひ趙荘の『おでこ』にも注目してもらいたいです」とアピールしている。プロデューサー・松橋真三氏のコメントは記事末に掲載した。
「キングダム」は紀元前の中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・嬴政を壮大なスケールで描く作品。7月28日に公開される「キングダム 運命の炎」では原作でも屈指のエピソード「紫夏編」が展開され、まだ誰も成し遂げたことのない中華統一に挑む秦国の若き王・嬴政の知られざる過去が描かれる。
山田裕貴(万極役)コメント
やった~キングダムだ~やりたかった~。
さぁどんな役だ?と楽しみにしていました。
あの呪いの男ですか。
怨み、怨念、その全てを背負ったような男、万極。
選んでくださった方に対して僕ですか?と思うと同時に、凄いなと思いました。
僕の中にもある闇、嫉妬深さ、怨み深さを見抜いてくれたわけですから。
さぁ全ての闇を持って、秦国そしていつか信に、
怨み、辛み、悲しみ、怒り、苦しみという名の剣を、ギザギザにひん曲がったあの剣を振るいたいと思います。
片岡愛之助(馮忌役)コメント
「キングダム」の実写映画化が決まった時から、いつかこの作品に参加できたらと夢見ておりました。
一作目を拝見し、そのスケールの大きさと作り手の熱量に、世の中の盛り上がりに興奮し、
絶対に「キングダム」の世界に入りたいと思いを強くしました。ついに、その夢が叶います。
趙将・馮忌として信の前に立ちはだかります。
我々が強くあることが、信や王騎をより一層輝かせると信じて演じ切りました。ぜひ劇場でご覧ください!
山本耕史(趙荘役)コメント
趙軍の大将、軍師として王騎を追い詰めていく趙荘を演じました。
僕はキングダム初参加でしたが、まるで漫画から飛び出してきたようなキャスト陣の再現度には驚きました。
趙荘も衣装合わせの段階から細かい部分までこだわって作られています。
兜で見えずらいですが、ぜひ趙荘の「おでこ」にも注目してもらいたいです。
松橋真三(プロデューサー)コメント
キングダムではどんどんキャスティングのハードルが上がっていますが、秦国の宿敵・趙軍の武将とくれば、ビジュアルやルックスを似せていくだけでなく、一筋縄ではいかない一癖も二癖もある
“濃過ぎる”最強の布陣を敷かねばなりません。秦国に恨みを抱く特攻隊長のような副将・万極に山田裕貴さん、
巧みな軍略から知将と呼ばれる馮忌に片岡愛之助さん、王騎軍を追い込む総大将・趙荘に山本耕史さんと、こんな濃くてややこしそうな、いえ、最強の敵に囲まれたら、一体どうなる?と否が応でも楽しみが倍増すると思います。
彼らの活躍にご期待ください!
「キングダム 運命の炎」
2023年7月28日(金)公開
監督:
脚本:黒岩勉・
音楽:やまだ豊
出演:山崎賢人、吉沢亮、橋本環奈、清野菜名、満島真之介、岡山天音、三浦貴大、杏、
原作:原泰久「キングダム」(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
※山崎賢人の崎は立つ崎(たつさき)、高嶋政宏の高ははしごだかが正式表記。
関連記事
おにょへさん 松本零士さん、水木一郎さん、団時朗さんは永遠 @03DX1
映画「キングダム」秦国へ怒りを燃やす趙国の武将役は山田裕貴、片岡愛之助、山本耕史(コメントあり) https://t.co/d0RzJ9Y6eH