今日マチ子がコロナ禍の様子を描く「#stayhome日記」最終巻、展示イベントが町田で

今日マチ子「#stayhome日記」シリーズの最終巻「From Tokyo わたしの#stayhome日記2022-2023」が5月に発売される。これに合わせ、4月22日から6月25日まで東京・町田市民文学館ことばらんどで展示イベントが開催されることが決定した。

新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が初めて発令された2020年4月以降、今日がSNSで発表してきた「#stayhome日記」シリーズ。コロナ禍に揺れる人々や街の様子が1枚のイラストに描かれ、それをまとめた「Distance わたしの#stayhome日記」が2021年に、「Essential わたしの#stayhome日記2021-2022」が2022年に刊行された。シリーズを締め括る「From Tokyo わたしの#stayhome日記2022-2023」について、今日は「コロナは完全に収束してはいませんが、日常が戻ってきたという意味で作品の目的は果たされたと感じています」とコメントしている。

町田市民文学館ことばらんどでは「#stayhome日記」シリーズのほか、「センネン画報」や「百人一首ノート」の原画、創作のためのノートなども展示。4月29日には今日と作家・辻村深月との対談、5月20日には今日とデザイナー・川名潤、編集者・野口理恵氏の座談会、6月10日には今日本人による作品解説イベントが行われる。各イベントの申し込み方法や期間については、町田市の公式サイトで確認を。

今日マチ子コメント

「コロナが人々の日常から消えていくところまで描く」、と決めたこのプロジェクトは「DIstance」「Essential」と続き、今作「From Tokyo」で完結いたしました。コロナは完全に収束してはいませんが、日常が戻ってきたという意味で作品の目的は果たされたと感じています。
町田文学館ことばらんどでの展覧会は、これまで開催してきた展示の中で最も大規模なものになります。「わたしの#stayhome日記」シリーズだけではなく、これまでの創作の歩みがわかる作品群を展示いたします。入館も無料ですので、是非ふらりと立ち寄っていいただけると嬉しいです。