「魔法使いの嫁」5年ぶりのTVシリーズ、種崎敦美はチセと同じ気持ちで現場入り

ヤマザキコレ原作によるTVアニメ「魔法使いの嫁 SEASON2」のステージイベントが、本日3月26日に東京・東京ビッグサイトで行われている「AnimeJapan 2023」内で開催された。

4月6日にTOKYO MXほかで放送スタートする「魔法使いの嫁 SEASON2」。本日のイベントには羽鳥チセ役の種崎敦美、エリアス・エインズワース役の竹内良太、ルーシー・ウェブスター役の津田美波、フィロメラ・サージェント役の河瀬茉希、リアン・スクリム＝ジョー役の山下誠一郎、ゾーイ・アイビー役の小林大紀、ヴェロニカ・リッケンバッカー役の上田麗奈、アイザック・ファウラー役の西山宏太朗が登壇した。

5年ぶりのTVアニメシリーズとなる「魔法使いの嫁 SEASON2」では、魔術師たちの集う“学院（カレッジ）”が舞台に。チセの学友たちも新たに登場するため、竹内いわくチセとエリアスの物語が静かに紡がれてきた前作とは雰囲気がガラッと変わるという。種崎はSEASON2から参加するキャスト陣の役作りに興味津々。ここから、新キャストたちが自身演じるキャラクターについて1人ひとり紹介していく。

津田はルーシーについて「近寄り難い雰囲気を重視した」と、河瀬はフィロメラについて「自分のことを認めることができない子」とコメント。山下は「リアンは人によって対峙したときの温度感が違う」と話す。対してヴェロニカは誰に対しても接し方は一緒だそうで、上田は「周りからはハキハキしたお姉さんというイメージ」と説明。ゾーイを演じる小林は「実はヘッドホンをしているのにも理由がある」と明かし、役作りするときにキャラクターの“目力”を参考にするという西山は「アイザックは目が隠れてる……！」と笑いを誘った。

キャスト陣はすでに第1話から第3話まで観たとのことで、その映像美や音作りを絶賛。“魔法”と“魔術”を表現する際の演出が異なることも竹内から言及される。またSEASON2に教師の立場で登場するエリアスは、より感情に変化が見られるそう。「魔法使いの嫁」では感情の機微が繊細に描かれることから、ほかのキャラクターがしゃべった後の表情にまで注目してほしいと種崎は呼びかけた。

イベントでは同作のBlu-ray1巻が8月23日に、2巻が10月25日に発売されることも発表。各巻の収納BOXにはヤマザキの描き下ろしイラストが使用され、特典としてヤマザキ描き下ろしマンガも封入される。またインターネットラジオステーション・音泉とSpotifyにて、4月7日から隔週金曜日にキャストたちが出演するラジオ番組が配信されることも告知された。

種崎からはキャストが増えたことから、学院に通い始めたチセと同じような気持ちでアフレコ現場に入っているという発言も。竹内は新しい仲間となった面々について「頼もしく安心感がある」とにこやかに話した。

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