これは「ちはやふる」の作中に旺文社の参考書が描かれたことがきっかけで実現したもの。2011年にTwitter上で末次と旺文社アカウントの交流が始まり、昨年9月に旺文社から今回の企画を提案して執筆に至ったという。末次の描き下ろしイラストは、ケースデザインおよび辞典本冊の表紙に使用。本冊の表紙カバーには、ケースデザインに使用されたイラストの線画が1色で印刷されている。
末次は「書き込むことができる紙の辞典は特別です。そんな記憶が蘇ってきて、このお仕事がまたスペシャルなものになりました」とコメント。なお、イラストの制作過程が末次のnoteに掲載されている。
末次由紀コメント
カバーイラストを依頼された時、ぱあっと思い出したのは、初めて辞典を買ってもらった中1のころのことでした。書店で自分で選んだ国語辞典は特別で、マーカーでチェックしたり、気になる語句の上下左右まで読み込んだりして、言葉の蓄積の楽しさに触れていました。
書き込むことができる紙の辞典は特別です。そんな記憶が蘇ってきて、このお仕事がまたスペシャルなものになりました。
辞典をめくる時、明るい気持ちになってほしい。
新鮮な風が吹いて、言葉で表現できないものは何もないのだと思えるくらいに、無敵な気持ちで一語一語を飲み込んでいってほしい。
そんな気持ちを込めて描いたイラストです。学ぶあなたのそばでずっと応援しています。
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末次由紀が旺文社の辞典にカバーイラスト描き下ろし「スペシャルなものになりました」(コメントあり) https://t.co/STfHdXc87c